燕三条地場産業振興センターは1、2、3日の3日間、同センターで「燕三条じばさん年末フェア」を開き、刃物など燕三条のメーカー22社による直販、包丁研ぎ実演、ものづくり体験工房、県内外の味が楽しめる「うまいもの市」など盛りだくさんのイベントを行っている。
同センターの多目的ホール全体を会場に開く年末恒例のフェア。これまでは「刃物フェア」の名前で開いてきたが、燕三条地域の魅力は刃物以外にもたくさんあることを知ってもらおうと「年末フェア」のタイトルに変更した。
地元メーカー22社が出店する直販、日替わりで銅製小皿づくりや和釘製作体験など10の体験を実施する「ものづくり体験工房」など、これまで以上に「ものづくりの燕三条」を前面に出した実演や体験などが充実。毎回、人気の包丁研とまな板削りは2日と3日に行う。
「うまいもの市」は、北海道から沖縄まで40店余りが出店し、全国各地の「うまいもの」をずらりと並べる。このほかにも「にいがた道の駅フェスタ」、2日と3日のイベントでは、釘打ちコンテスト、鉋削りコンテスト、キッズ家族deわいわいコーナーなどを行っている。
また、各日100食限定のふるまい鍋を無料配布する。いずれも午前10時からで、2日と3日は山形県南陽市のいも煮を用意する。
初日1日はみぞれも降る荒天で出足が鈍かったが、土、日曜の2、3日が本番。大勢の来場を待っている。2日は午前9時半から午後5時まで、最終日3日は午後4時まで、入場無料。