燕市のマンホールカードが、9日(土)午前10時から燕市国上、道の駅国上で無料配布される。これを記念して燕市は、道の駅国上で特製のマンホールどら焼きの限定販売、マンホール缶バッジとシールのプレゼント、マンホールスタンプの設置を行う。
下水道広報プラットホームによるマンホールカード第6弾として、9日に全国64自治体の66種が新たに発行される。燕市もそのうちのひとつとして発行される。燕市で使われている4種類のデザインのマンホールのふたのうち、旧分水町時代から使われているふたが採用された。このふたは旧分水町の分水可動堰(ぜき)、分水路桜並木、越後の禅僧「良寛」にちなむ手まりが描かれている。
このマンホールカードを配布する道の駅国上で燕市は記念イベントを企画した。マンホールどら焼きは“つぶしあん”が入って直径13センチ、重さ190グラムあり、一般的などら焼きの約3倍のビッグサイズで税込み320円。透明なビニールパッケージには採用されたマンホールのふたがプリントされた直径8.5センチのシールが張ってあり、9日から限定200個を販売し、なくなりしだい終了する。
マンホールカードは1人1枚を無料配布するが、予約や郵送はできない。市内4種種類のマンホールのふたをそれぞれデザインした4種類の直径44ミリの缶バッジを製作し、マンホールカードをもらった人は缶バッジ1個とさらにマンホールどら焼き用シール1枚ももらえる。先着100人限定で、缶バッジの種類は選べない。
ほかにも汚泥発酵肥料15kg入りを9日から数量限定でふだんは200円のところ半額の100円で販売。道の駅国上の入り口の風除室にはマンホールカードに採用されたふたの実物と全国のマンホールカードを紹介するパネルの展示も行う。
マンホールカードは年々、コレクターが増えて人気が高まっており、入手するために県外から訪れるマニアも多い。燕市では配布開始にあわせた企画でアピールし、幸先良いスタートが切れることを期待しており、来場を待っている。