この冬いちばんの寒波で12日の三条は、明け方に0.2度まで気温が下がる厳しい冷え込みとなり、三条市消防本部南分遣所の観測で午前9時の積雪は6センチとなった。
午前10時でも気温は0.5度にとどまり、真冬の冷え込みが続いている。前夜から降る雪で市街地は銀世界に変わった。朝のうちは幹線道路は、雪がシャーベット状になっているていどだが、通勤時間帯はノロノロ運転による渋滞が発生した。
強い西寄りの風も吹いている。北三条駅そばの中央市場では二・七の定期市が開かれたが、たびたび台風を思わせるような突風が吹いて横なぐりの雪が降る吹雪に見舞われた。
突風で露店のビニールシートがあおられて出店者に危険が迫り、慌てて近くにある「ステージえんがわ」から三条スパイス研究所のスタッフや客が飛び出してきて助け、テントの撤収まで手伝うひとこまがあった。