25日から日本付近は強い冬型の気圧配置となり、三条でも風速16.9メートルを記録する強い風が吹き、大荒れだった。
昼前をピークに西寄りの強風が吹き荒れた。最高気温は9.9度と高かったが夜に向かって冷え込んだ。
新潟地方気象台の25日午後4時39分の発表では、新潟県は海上を中心に雪を伴って非常に強い風が吹き、佐渡や下越では26日にかけて海は大しけが続く。
急速に発達中の低気圧が北海道付近を北東に進み、別の低気圧が北海道の東海上を急速に発達しながら北上している。これらの低気圧は、25日夜にはオホーツク海でひとつにまとまり、26日にかけてはさらに発達し、27日にかけて日本付近は冬型の気圧配置が強まる。
12月に入って県内は繰り返し寒波に見舞われている。25日、弥彦村の観光施設「おもてなし広場」の「農産物直売所やひこ」には、早くも地元で採れたフキノトウが並び、文字通りの「冬来たりなば春遠からじ」を感じさせた。正月料理にフキノトウが並ぶというのもおつだ。