新潟県立吉田高校(燕市)の総合探究部「グッティ〜♪」は、子どもの野菜嫌いをなくそうと、地元の野菜を使ったクッキーを開発し、6日(土)、7日(日)の2日間、午後1時から「道の駅 SORAIRO 国上」で野菜クッキーを販売している。

米粉にそれぞれ燕市産物のニンジン、ホウレンソウ、弥彦村産のカボチャを入れた3種類のクッキーの3個セットで1袋150円で販売している。燕市吉田地区のシフォンケーキ屋「気まぐれnono」に製造を委託した。
アレルギーに配慮して小麦粉とタマゴを使用せず、バターをたっぷりと使った。香料や着色料も不使用で、甘さ控えめ。子どもからおとなまで安心して味わえる体に優しいクッキーが完成した。

チームの生徒6人が売り子となって販売し、1日50袋の限定。6日は1時間ほどで完売して好評だった。青少年の夢を資金面で応援する燕市の「羽ばたけつばくろ応援事業」の補助金を受けて実現した。「高校生を応援したい」と買い求める人も多く、7日も購入を呼びかけている。