新潟県警三条署は、11日までに三条市の70代女性が特殊詐欺で60万円の被害を受けたことがわかり、捜査している。
8日、女性の携帯電話に実在する通信事業者名のショートメッセージが届き、メッセージにある電話番号に電話すると対応した男から「登録しているサイトの料金が未納です」などと言われたことから、指定された預貯金口座にATMから10万円を振り込んだ。
翌9日、個人情報保護関連の協会を名乗る男から「ほかのサイトの利用料金も未納です」などとの電話があり、指定された預貯金口座にATMから50万円を振り込んだ
さらに10日、セキュリティー関連の協会を名乗る男から「ハッキングされウイルスにおかされている。サイバー保険に入った方がいい」と言われたが、不審に思って電話を切った。
その後、同居の家族に相談し、詐欺被害に気づいて警察に被害を届け出た。