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2001新潟県燕市物産デザインコンクール(2001.3.3)

新潟県燕市物産見本市協会、日本金属洋食器工業組合、日本金属ハウスウェア工業組合は3月2日、三条・燕地域リサーチコアで「2001新潟県燕市物産デザインコンクール」の授賞式を行い、経済産業大臣賞に輝いた小林工業株式会社と新光金属株式会社をはじめ、10社の13製品を表彰した。

主催者、受賞者、来賓など50人余りが参列。開会あいさつで高橋甚一燕市長は「わが国の経済の低迷が長引くなか、海外からの安い製品の流通で、地域は厳しい状況です。しかし、燕市は不況を打開し、業界一丸となって努力しております。このデザインコンクールは昭和52年から回を重ね、大変、歴史あるものになっています。これらの入賞製品におきましては、より充実したデザインを目指していただきたいと思います」と、デザイン革新で不況を乗り切ろうと努力する受賞者のいっそうの努力に期待した。

賞状を受ける小林工業(上)と新光金属(下)

来賓の茂泉隆男経済産業省製造産業局紙業生活文化課長補佐が、それぞれの受賞企業の代表に賞状を手渡し「今回の出展製品は、デザインのいちばん基本的なものを最大限に発揮できた。いいものを作ってもどれだけ消費者がいろいろなステージで使ってくれるか、それがマーケティングを考えた製造であると考えます。皆さま方には次のステップの課題を経済産業省製造産業局にご連絡ください。そして、次のステップに進みたいと思います」と祝辞を述べたあと、水野尚水野特許事務所代表が受賞作品を一つひとつ、授賞にいたったポイントを講評した。

燕市の金属洋食器やハウスウェアのデザイン能力のレベルアップを図ろうと毎年開き、燕市内の事業所から製品を公募、出展してもらい、表彰している。

今回の出展は、第1部門(金属洋食器)22点、第2部門(金属ハウスウェア)11点、第3部門(関連製品・新分野開発製品)17点の計50点。水野審査委員長をはじめ、副審査員に豊口協長岡造形大学学長、ほかに川口幸男経済産業省製造産業局紙業生活文化用品課長、中山泰同局デザイン政策チーム長、林明夫中小企業庁経営支援部技術課長など21人が審査した。

最高賞の経済産業大臣賞には第1部門で小林工業株式会社の「ラッキーディズシリーズ」、第2部門で新光金属株式会社の「片手鍋18cm」の2製品が輝いた。出展製品は3月8日まで三条・燕地域リサーチコアに展示する。結果は次の通り。

経済産業大臣賞

「ラッキーディズ」シリーズ 7pc.ラッキーディズセット(第1部門)

小林工業 株式会社

片手鍋18cm(第2部門)

新光金属 株式会社

中小企業庁長官賞

ジュエリーディナー35P(第1部門)

株式会社 アサヒ

茶道具(第2部門)

新光金属 株式会社

経済産業省製造産業局長賞

Project21(第1部門)

燕振興工業 株式会社

コーヒー豆入れ(第2部門)

島倉堂

関東経済産業局長賞

"FROLIC" 5-PC Place Setting(第1部門)

山崎金属工業 株式会社

メモリアル シュシュ(第3部門)

新光金属 株式会社

新潟県知事賞

正座椅子兼あぐら椅子(第3部門)

有限会社 皆川工業所

新潟県燕市物産見本市協会奨励賞

シルバースター(第1部門)

株式会社 関川製作所

銅手作りフライパン(第2部門)

有限会社 イソダ器物

動作が楽になる調理用具シリーズ「フライパン」(第2部門)

協同組合 エヌテック

銅製茶入「筍」(第2部門)

有限会社 イソダ器物