(5)教有分野

○幼児教育の充実

• 各地にきめ細かく保育園を設置するとともに、住民の意識を前提に幼稚園を配置し、地域間の適正化を図ります。通園バスにより、遠距離通園も可能にします。
• また、特色のある幼稚園、子育て保育を総合的に行う幼児教育所、私立の艮さを取り入れた経営の幼稚園等を整備し、全ての保育園・幼稚園へ入園の選択ができるようにします。さらに、時間延長や未満児保育を進め、住民の育児ニーズを満たすようにします。

○義務教育の充実

• 私立を見習った特色のある学校教育や、3市町の特色ある地域性の交流が図れる教育を目指します。例えば、小学生は30人学級制、先生方とPTAとの対話の機会の増加、文化祭やバザー復活などが考えられます。
• 学区の見直しを図り、小・中学校の規模のバランスをとります。このため、スクールバス利用の見直しを図ります。
• 学校の外で学童保育を行ったり、学童クラブを全校に設置したりして、共働き家庭の負担軽減を図ります。

○高校・大学の充実

• 通学のための交通の便が悪いので、バスを始めとする公共交通の整備を図ります。
• 特色ある高等教育機関としていくために、地場産業を活かした学科の設置、高専並みの高校、現存3校の統合、有能な指導者の誘致、国際交流を視野に入れた人材育成、新市立専門学校の設置を目指します。

○生涯学習の充実

• 生涯学習講座は全市的スケールで実施し、レベルの向上を図ります。参加者のためにバスの充分な活用が必要です。
• 一方、各地域の公民館施設を活用した地域に密着した集いの場を提供します。年配者を講師にお願いして、若い「親」に体験談を話してもらうなど、コミュニケーションの場づくりを進めます。
• 施設利用料を軽減して、住民の利用を促進します。
• 国上山周辺の「道の駅」等を活用して、大規模な自然体験・生涯学習施設の充実を図ります。

○スポーツ･レクリエーションの振興

• 老若男女を問わず新市の住民全員がいきいきと健康で暮らせるように、生涯スポーツの取り組みを充実させます。
• このため、既存のスポーツ施設の充実と有効利用を図るとともに、スポーツクラブ等の支援を行います。

【主要プロジェクト】

○特色ある幼稚園、保育園の整備

• 通園方法・時間延長等の充実

○学童クラブの設置

○学区・規模の見直しと適正化

○市立専門学校の整備

○すべての年代の人が使える自然体験施設整備

○生涯学習プログラムの整備

• 全市スケールでの生涯学習のプログラムと地域密着プログラムの両立
• 生涯学習プロジェクト推進委員会をNPOの形で運営

○総合型地域スポーツクラブの支援