11月28日に三条市出身ジャズボーカリスト&フリューゲルホーンプレーヤーのTOKUが三条市で10周年「TOKU JAZZ LIVE」 (2011.10.18)

三条市は11月28日午後6時から三条市中央公民館で、国内外で活躍する三条市出身のジャズボーカリスト&フリューゲルホーンプレーヤー「TOKU（トク）」のデビュー10周年のコンサート「TOKU JAZZ LIVE」を開く。

11月28日に三条市中央公民館で開かれるデビュー10周年「TOKU JAZZ LIVE」のちらし

TOKUさんは、1973年2月三条市生まれ。日本唯一のボーカリスト&フリューゲルホーンプレーヤー。父の影響でノンジャンルで音楽に親しみ、中学時代にブラスバンドで初めての楽器コルネットを手にする。

高校、大学ではロック、ポップスのコピーバンドをしていたが、大学の学園祭で吹いたマイルス・デイビスの『IF IWERE A BELL』を聴いたジャズドラマーからライブハウスでのセッションに誘われてジャズに傾倒した。

大学2年の時に米国・オレゴン州に語学留学。ルームメイトがジャズピアニストだったことで一緒にバンド活動を始め、大学卒業後、ライブハウスで歌っているところを米国のラジオ・パーソナリティーにスカウトされた。

2000年1月にアルバム『Everythig She Said』でデビューし、当初から注目を集め、その年の8月には早くもブルーノート東京に出演。アジア各国でもアルバムがリリースされ、11月に韓国・ソウル大学の建国大学内ニューミレニアムホールにて海外での初ライブを行い、海外公演も積極的に展開している。

ジャズの枠を越えた幅広い音楽性からm-flo、平井堅、Skoop On Somebody、今井美樹、Parismatch、クランボン、椎名純平、大黒摩季、シンディ・ローパーなどのシングル、アルバムに作家やプレーヤーとして参加している。

三条でのライブは、TOKUをはじめ、吉田智（ギター）、泉川貴広（ピアノ）、楠井五月（ベース）、平睦（ドラム）の5人編成。三条市生涯学習課によると、TOKUさんは三条市立第二中学校の卒業生。県内では新潟市でのライブ出演などはたびたびあるようだが、出身地三条市でのライブは今回が初めての記念すべき凱旋（がいせん）ライブとなり、ジャズファンはもちろん、地元の人たちの注目も集めている。

前売りチケットは3,000円で、全席自由。当日は500円増しだが、前売り券を完売した場合、当日券はない。チケットは三条市中央公民館などで販売している。当日は、生後6か月以上から小学2年生までを対象に1人100円の保育ルームを設置するので、希望者は10月31日までに三条市生涯学習課（電話：0256-47-0048）に申し込む。

また、前日11月27日は、午後3時半から6時まで市内中学校の吹奏楽部生徒を招待しての「TOKUジャズクリニック」を行う。

チケットは三条市の中央公民館（電話：0256-32-4811）、嵐南公民館（電話：0256-35-2011）、栄公民館（電話：0256-45-5685）、下田公民館（電話：0256-45-4111）の各公民館で販売している。中央公民館以外は平日だけの取り扱い。