【NEWS 8/1・2】
■7月31日まで三条市役所で行われた行政書士無料相談が、2日に再開、10日まで9日間、行われる。新潟県行政書士会が行うもので、相談時間は平日は午前10時から午後6時まで、土、日曜は午後5時15分まで。相談内容は自動車に関すること(賠償関係)、権利義務事実証明に関すること(被災証明、税金減免、被災車両を含む)、労務問題に関すること、災害に対する各種公的融資に関すること。また、電話での無料相談も2日から10日まで行われる。開設時間は午前9時から午後9時まで、専用電話(025-255-6837)で相談を受ける。(8/2,15:43)

■三条市内で水害により入浴が困難な被災者に対し、3日から栄町老人憩いの家「しらさぎ荘」での無料入浴を行う。入浴時間は午前9時から午後5時半まで、月曜は休館。利用するには被災証明が必要で、しらさぎ荘窓口で被災証明を提示する。送迎は行わないので、利用したい人は自分で出向く。(8/2,15:43)

■三条市では、7月20日の開館予定を延期していた裏館児童クラブと大崎児童館を、8月5日から開館する。施設の被害が大きいため、休館している島田児童館と四日町児童館はこれから復旧工事を行うが、利用再開は9月以降の見込み。島田、四日町の児童館が再開するまでの間、主に低学年の児童でほかの児童館の利用を希望する人は、利用したい児童館へ申し出る。2日現在、開館している児童館は次の通り。▲直江児童館(直江町4丁目8-19・0256-34-7227)▲塚野目児童館(塚野目5丁目14-6・0256-38-6302)▲石上児童館(石上2丁目2-31・0256-32-3517)▲一ノ木戸児童クラブ(興野1丁目2-30、一ノ木戸小学校内・0256-33-8080)▲月岡児童クラブ(月岡3丁目15-25、本成寺公民館分館内・0256-33-8081)▲保内児童クラブ(上保内乙500、保内小学校内・0256-38-0202)(8/2,15:43)

■三条市経済部農林課は、7月31日現在でまとめた7・13水害による三条市内の農林業関係の被害調査によると、被害総額は14億2151.7万円にのぼった。被害額の内訳は農作物等3億8559万円(27.1%)、農業施設等1億5380万円(10.8%)、在庫品等1億1490.7万円(8.0%)、農業用施設等で農地2億4200万円(17.0%)、農業用施設1億0100万円(7.1%)、林業施設等で林道2億0047万円(14.1%)、治山2億2375万円(15.7%)。今後も水稲の病害虫の発生状況により、被害の拡大が懸念される。(8/2,15:43)
農林業被害額内訳の円グラフ

■7・13水害で被害を受け一時休診していた三条市救急診療所(草野恒輔会長)が1日、20日ぶりに診療を再開した。水害で三条市医師会館も床上浸水して診療室が使えなくなったため、一時休診し、代わりに三条市内2カ所に臨時の夜間診療施設を開設していたいが、診療室が復旧したので、臨時の夜間診療施設は閉鎖、救急診療所を再開した。三条市救急診療所の診療科目は、内科と小児科で、毎日、午後7時半から午後9時半まで。問い合わせは同診療所(電話:0256-32-6058)へ。(8/2,15:43)
三条市医師会ホームページ

■三条市では水害によって出た建築廃材の壁材やボード、床板などは下田村の丸正土木=下田村中野原443-1・0256-46-5056=に搬入を呼びかけている無料で受け付けるが、被災証明を提出する。(8/2,15:43)

丸正土木への地図

■三条市経済部商工課は7月31日、被害総額は約150億円にも達する7・13水害による事業所の被害調査結果の概要を発表。被災事業所に対する早急で大規模な支援策の必要性に迫られていることが明らかになった。調査は1,686事業所で行い、被害のあった事業所は1,202事業所。そのうち953事業所から回答があり、被害総額は149億9204万円にのぼった。被害の内訳は、設備等被害額が73億7593万円、車両被害額が2,003台の30億7288万円、製品・商品等被害額が45億4323万円。ただし、これは31日までに把握した暫定的な被害状況を発表したもので、被害額がわからない事業所や機械設備の大きい事業所合わせて249事業所の被害額は入っていないので、また、休業や稼働休止、取引先を変更などによる損失、被害はカウントしていないため、被害額は今後、さらに大きくなるのは確実だ。(8/1,2:30)

■水害による粗大ごみの撤去に一定のめどがたったため、4日までは出されている汚泥も回収するが、5日以降は道心坂へ搬入する。搬入するときは被災証明を提示する。(8/2,15:43)


[8/3・4][7/29]