19日、祝新三条市・水害復興「全国紙鳶（凧）揚げ大会」三条市民紙鳶揚げまつり-(2005.9.13)

三条凧協会と三条市で組織する全国紙鳶（凧）揚げ大会実行委員会（近藤吉昭実行委員長）は19日、三条競馬場跡地で、祝新三条市・水害復興「全国紙鳶（凧）揚げ大会」三条市民紙鳶（いか）揚げまつりを開き、県内外の40組による凧揚げや三条市内の小学校児童が描いた絵凧の展示などを行うので、大勢の来場を呼びかけている。

19日開かれる祝新三条市・水害復興「全国紙鳶（凧）揚げ大会」三条市民紙鳶揚げまつりの会場、三条競馬場跡地

午前9時に開会式を行い、9時半から11時半まで全国紙鳶（凧）揚げ大会、11時まで天上大風コンテストを行う。あわせて閉会の午後3時まで自由凧揚げ、市内24小学校の児童が「ふるさと」などをテーマに描いた絵凧の展示、ぐにゃ凧の絵付け教室、7・13水害写真パネル展示、焼きそばや飲み物やナシの販売、凧のピンバッジ（1,200円）の販売などを行う。

メーンの全国紙鳶（凧）揚げ大会は、県内外の凧組や凧の愛好者40組が参加して各地の凧を揚げる。天上大風コンテストは、越後の禅僧、良寛がのこした有名な書「天上大風」を書いた39枚の凧が参加し、凧に書いた文字を審査。自由凧揚げは、来場者が自由に凧を揚げられほか、三条凧協会の揚げる六角凧の凧揚げ体験もできる。

同大会は、昨年、旧三条市の70周年記念産業イベント「三条もんまつり」と同時開催する計画だったが、7・13水害で中止。しかし、水害での全国からの支援への感謝、復興に向かう三条市の姿を見てもらえる場に、さらに合併した新三条市の誕生を祝おうと趣旨を変え、あらためて計画を練り直した。

大会の前日18日夜は、県央地域地場産業振興センターで前夜祭を開き、全国からの参加者が交流する。

大会会場の旧三条競馬場は、水害ごみの一時保管所だったが、ごみはすべて処理され、きれいに整地されている。雨が降ったら会場を三条市体育文化センターに移し、内容を変更して行う。

19日、祝新三条市・水害復興「全国紙鳶（凧）揚げ大会」三条市民紙鳶（いか）揚げまつり(2005.9.13)