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県央研究所とごはん科学研究所、親子で古代米の田植え体験

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(社)県央研究所(三条市吉田・高野雅志理事長)とコメの栽培や品質管理、販売までを専門に研究するNPO全国法人ごはん科学研究所は17日、新たな研究課題「水田機能を利用した温暖化対策と米の品質向上に関する研究」の一環で、研究用に栽培する8種類の古代米の田植えをことしも地域の子どもなどに体験してもらった。

三条市吉田地内の田んぼで行われた古代米の田植え

三条市吉田地内の田んぼで行われた古代米の田植え

田んぼの生物や泥の感触を通して子どもたちから社会の文化や自然環境を理解し、主食とは何かを見つめ直してもおうと、コメ研究事業の一環として5年前から春に田植え、秋に稲刈りを行い、地域の小学生親子などから参加してもらっている。

ことしは、温暖化や温室効果ガスの対策として水田に高い期待があるとの推測から、新たな研究課題とした「水田機能を利用した温暖化対策と米の品質向上に関する研究」の一環として地域住民に参加を呼びかけ、「地域に根ざした温暖化対策」をコンセプトにした「平成20年度版 もう一つの小さな田植え」として開いた。

この日は絶好の五月晴れに恵まれた。会場は三条市吉田地内の農林水産省「新規需要米の取り組み計画」で試験研究圃場の認可を受けた1反(10アール)の田んぼ。参加した三条市内が中心の子どもとおとな合わせて約70人は、午前10時から古代米の紅花(ベニカ)、越前、紫宝(シホウ)、国司(クニシ)、朝紫(アサムラサキ)、紫稲、神丹穂カンニホ、アクネモチの8種類とコシヒカリの苗を昔ながらに手で植えた。

水温や地温、メタンガスなどの観測も

水温や地温、メタンガスなどの観測も

田んぼに入った子どもたちは「あったかいところと冷たいところがあって、おもしろい」、「べたべたして気持ち悪~い」、「ママー!アメンボが飛んだ!」など、新しい体験や発見に目を輝かせ、泥だらけになっているのも気にせずに田植えに熱中した。

さらに今回は、田植えのほか、水が張られ田植えの終わった田んぼとひび割れた休耕田の2カ所で、水温や土の中の温度、メタンガスや二酸化炭素や癒し成分の量の観測など研究の一部も手伝ってもらった。

同研究所では、6月中旬ころから行われる田んぼの中干しの日にちの違いでのメタンガスなどの量などを含め、1日3、4回の観測を行っていく。

参加者とともに田植えをした高野理事長は、地球温暖化は各家庭で要因を作っているのだから、一件ずつの市民運動が対策になるのではと話し、同研究への大勢の協力を呼びかけた。さらに、「温暖化対策に、コメ作りをどうやったら貢献できるか」と研究に期待していた。

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