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三条金物卸商協同組合、組合の記録誌『金物と草鞋と』の続編を7年越しで完成

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三条金物卸商協同組合(宮原洋一理事長・組合事業所226社)は、昭和55年発刊の同組合の記録誌『金物と草鞋(わらじ)と』の続編を、このほど発刊した。続編の準備を始めたのは6年前の平成14年。4年前の7・13水害に見舞われて水損した原稿もあり、さらに県内を襲った大規模地震と、相次ぐ天災が編集作業を遅らせたが、ようやく完成した。

 『金物と草鞋と』の続編発刊の報道関係者説明会で左から長岡副理事長、宮原理事長、韮澤編集委員会代表、金子副理事長

『金物と草鞋と』の続編発刊の報道関係者説明会で左から長岡副理事長、宮原理事長、韮澤編集委員会代表、金子副理事長

昭和53年の三条金物卸商組合第7期(外山一郎組合長)から平成19年3月までの三条金物卸商協同組合第7期(加藤敏敦理事長)まで27年間の組織や事業、地元金物業界の変遷などを収録。ちょうど三条金物卸商組合創立50周年、三条金物卸商協同組合設立20周年の節目の年に当たったことし完成し、5月に発行した。

ページ数は前巻の約2倍の1,431ページで、重さ約2kgにもなる大作だ。歴代の広報委員10人が編集作業を行い、三条市文化財保護審議会委員の荒木常能さんが監修した。600部を製作し、事業費は主に印刷費で1,400万円。

1,431ページで重さ2kgにもなる『金物と草履と』続編

1,431ページで重さ2kgにもなる『金物と草履と』続編

荒木さんによる序章「金属産業の黎明-大崎鋳物師のこと-」に始まり、第一章「三条金物卸商組合・三条金物卸商協同組合の組織」、第二章「三条金物卸組合・三条金物卸商協同組合の事業」、第三章「三条金物卸組合・三条金物卸商組合の活動」、第四章座談会「明日の三条金物を見すえて」、第五章「『三条金物ニュース』関係記事」と5つの章にまとめ、組合のあゆみなどの付録もある。

第三章の「…活動」では、三条金物大見本市などの見本市や、7・13水害、三条商工会議所新会館建設事業の項目もある。また、第四章の座談会では、平成15年8月に開いた歴代組合長・理事長座談会を掲載。佐藤賢一郎編集委員長、当時の韮沢喜一郎理事長と、宮原松雄第八代組合長、高橋一夫第十代組合長。馬場茂夫初代理事長、高森博第二代理事長、長沼重三第三代理事長、細井増雄第四代理事長が意見を交わしている。

『金物と草鞋と』は昭和55年、同組合創立20周年事業の一環として三条の金物卸商のあゆみを記録に残そうと製作した。それから20年余りたち、任意組合から協同組合へ改組する大きな変化もあったことから、前巻発刊以降の歴史を新たに続編としてまとめようと、平成14年に続編の編集委員会を組織、作業に入った。

それから2年後に三条市嵐南地区を水没させた7・13水害では、原稿の一部が水損。続く新潟県中越地震、中越沖地震も編集作業を遅らせた。

続編の発刊に伴って同組合は7日、報道関係者説明会を開き、宮原理事長と編集委員会の韮澤喜一郎代表、金子太一郎副理事長、長岡信治副理事長の4人が出席。会見で宮原理事長は、節目の年に完成したのを「うれしいこと」と喜んだ。

『金物と草鞋と』は三条の金物組合の歴史であり、先人たちの歩んできた道で、これからも新しい道をつくっていかなければならないとし、同書が「変革の道しるべになれば」と話していた。

続編は、組合事業所に配付したほか、関係団体や三条市の図書館や学校にも配付した。非売品だが、希望があれば8,000円で有償頒布する。同組合事務局(電話:0256-32-7881)へ。

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