新潟県央工業高校は3日、第90回全国高校野球選手権大会で報徳学園(兵庫東)との初戦に挑むが、同校にはスタンドでの応援の要となる吹奏楽部ないため、同じ三条市内にある高校、三条東高校の吹奏楽部が友情応援する。
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新潟県央工高初戦の応援に吹奏楽部を送り出した三条東高の森校長 |
県央工高では、市内の高校などに吹奏楽の応援を打診していたが、7月31日に国定勇人市長や三条東高の住谷豊前同窓会長らが三条東高を訪れて吹奏楽部の友情応援を依頼したところ、試合前日の2日にコンクールに出場するにもかかわらず快く引き受けてくれた。
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三条東高校舎 |
三条東高は、2日に新潟市で開かれた第49回新潟県吹奏楽コンクールに出場し、コンクール終了後、楽器を積み込んだトラックはそのまま阪神甲子園球場へ向かった。部員は翌朝午前8時過ぎの新幹線で球場へ向かう。
三条東校の森久校長は、「急で大変だが、同じ三条市の高校が初めて甲子園に行くこと。喜んで引き受けた」。森校長は7月31日に応援の要請を受けたときから引き受けたい考えで、同部顧問教諭もOK。夕方に連絡網で生徒に連絡し、翌8月1日に参加の確認をとったところ、部員52人のうち、どうしても都合がつかない2人を除く50人が参加することになった。
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昨年のコンクールに出場したときの三条東高吹奏楽部 |
森校長は、二男が柏崎高校時代に今の県央工高監督、鈴木春樹監督のもとで甲子園出場を経験し、自らも甲子園で応援した。森校長は、甲子園での応援にブラスバンドは欠かせず、新潟県を代表して戦う同じ市内の高校を応援してあげたいと思ったと言う。
吹奏楽部員には「賛助応援団といっても、自分の学校とかわらず、自分たちのまちの学校としてしっかりと応援してほしい」と求めた。部員は元気に「はい」と答えたと言い、「頑張ってくれると思っている」と自身の思いを託している。
また、県央高校野球部選手には、「自分たちの野球を思いきりしてほしい。結果はそのあとについてくる」とエールを送っている。



