三条市日本鶏保存会(岡村守会長)は24日、三条市栄公民館で平成20年度三条市芝地鶏(日本鶏)等級審査会を開き、三条市指定文化財で市の鳥の芝地鶏(しばぢどり)の審査を行った。
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24日開かれた平成20年度三条市芝地鶏等級審査会でAランクに認定した芝地鶏 |
芝地鶏は、野生の古いニワトリの体形をとどめる貴重な品種で、成型のオスで1.3kg、メスで1kgの小型鶏。江戸時代に北前船で新潟にもたらされた可能性が高いと言われ、長年かけて改良され、明治時代に入って今の姿形に固定された。
羽の色は、尾が黒い以外は赤茶かオレンジのような「枯芝色」。山の芝草の枯れた色に似ていることから柴津鳥(しばつとり)などとも呼ばれ、昭和30年代ころまで県内の多くの農家の庭先で放し飼いにされ、近親交配や社会環境の変化が進んだ。
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Aランクに認定した芝地鶏 |
現在は約60羽が飼育され、なかでも純度が極めて高いのは3分の1ほど。三条市日本鶏保存会は、旧栄町を中心に昭和43年に発足し、芝地鶏の保存に努めており、今は見附市や長岡市、福島県も含む30人が会員になっている。
等級審査会は、優良な芝地鶏の保存を図ろうと毎年開いている。とさかからつめの先まで、足の長さや体重など12項目を全国日本鶏保存会の審査員が審査する。
12のチェック項目のうち9項目が合格するとAランクの認定を受け、市の指定文化財の台帳に登録され、この日は3羽を審査し、うちオス、メス1羽ずつの2羽を合格、Aランクの芝地鶏に認定した。
岡村会長は、芝地鶏は佐渡のトキと同じ運命をたどっていると言い、地元の鶏は地元で残したいと考えてはいるが、個人の保存体制には限界があってなかなかうまくいかず、芝地鶏を飼育してみたいという人がいたら、ぜひ一緒に保存活動をと、保存会への加入を呼びかけている。三条市日本鶏保存会の問い合わせは岡村会長(電話:0256-45-2595)へ。


