三条市下田地区の大平集落の住民でつくる大平青友会と大平こども会は19日、同地域の浦山池で「ふるさとの水辺の生き物観察会」を開き、子どもとおとなが一緒に自然の生物を観察して交流するとともに、地域の環境保全に思いをめぐらせた。
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三条市大平の浦山池で開かれた「ふるさとの水辺の生き物観察会」で参加者で記念撮影 |
大平青友会は元は青年会で、今では60歳代までの男性ばかり17人が会員。観察会のいちばんの目的は、子どもたちとの交流。地域を知って環境保全などについても考えてもらおうと、同会が中心となって呼びかけて初めて開いた。
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おとなは腰まで水に入って採取 |
子どもからおとなまで約30人が参加。越佐昆虫同好会会員で日本トンボ学会会員の加藤直人さん=新潟市=を講師に、農業用水用のため池、浦山池の中やまわりの植物や魚、昆虫などの生物を採取、観察した。
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採取したジュンサイ |
浦山池は、今は危険だからと子どもがあまり近づかない場所だが、昔は子どもの遊び場。青友会会員は「子どものころは泳いだもんだ」と言う。この日は、地域のおとなと池の中をのぞき込み、浅瀬のメダカを網ですくったり、池の周りを歩いたりして観察。大人は腰のあたりまで水につかって、池の中の生物を網ですくった。
新潟県などのレッドデータブックに絶滅危ぐ種として掲載されている水生植物のヒツジグサやジュンサイをはじめ、マコモ、生き物ではメダカやヤゴ、モノアライガイ、マツモムシ、赤トンボの一種のキトンボ、マイコアカネなど1時間余りでたくさん採取した。
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トンボを説明する加藤さん |
この日は快晴で気温は26.6度(三条市消防本部)まで上がる汗ばむ陽気。浅瀬に足をつけた子どもは「冷たい」と、水の中はさすがに秋を感じさせたようだが、おとなは水の冷たさはもズボンがぬれるのも気にせず、童心に返って楽しんでいた。
子どもたちは加藤さんによるトンボやヤゴの説明などを真剣に聞き、「今ね、キャッ!ていう鳴き声がして、ドボンて池の中になんか入ったよ、あれ何?」などの質問も次々とあり、身近な自然の中で子どももおとなも目を輝かせていた。




