三条市内で20日、21日と立て続けにこの秋初めのてクマの出没情報があり、市では広報車や防災行政無線でクマへの注意、警戒を呼びかけている。
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大面地区の民家のカキの木の幹に残されたクマのつめ跡 |
20日の出没情報は、栄地区の大面地内から。この日夕方、民家近くのカキの実がクマに食べられたと三条市に情報があり、翌21日に市農林課職員が現地を確認しし、カキの木の幹に爪痕、近くに数日たったと思われるクマのふんを確認した。
21日の出没情報は、下田地区の高屋敷地内での目撃情報。午前5時ころに玄関で物音がするので家の人が行ってみると、外に体長1メートルほどのクマがいるのを発見。大声を出したところ、クマは玄関を離れて民家近くの五十嵐川を対岸へ渡り、草むらに消えて行くところまで目撃したという。
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玄関のサッシ戸にはクマが前足をかけたと思われる泥の付いた足跡があった。市職員によると、同家にはカキの木などはなく、2階などにあるアシナガバチの巣をねらって近づいたと見ている。
三条市では、この秋初めてのクマの出没情報で、大面地内での情報は近年では珍しい。一昨年は全国的にクマの出没が多発し、三条市内でも人的被害があり、捕獲も行われて“クマ騒動”とも呼べる異常事態だった。しかし、昨年は一転して出没情報は大きく減り、人的被害や捕獲はなかった。
市では、出没情報のあった地域にちらしを配布し、今後もクマが出没する可能性があるので、畑仕事や外出するときは鈴など音の出るものを身に付け、一日のうちでもクマの行動が活発化する朝夕を避けるなど十分に注意するようにと呼びかけている。ほかにも、広報車での巡回や山沿いの地域では防災行政無線で注意を呼びかけることにしている。
ちらしには、「クマに出会ったら」として、慌てず騒がない。大声で叫んだり、石などを投げつけて興奮させない。走って逃げない。クマは逃げるものを追いかける習性があるので、背中を見せて逃げない。クマに気づかれたら、クマから目を離さず、できるだけゆっくり後ずさりしながら逃げるなどの対応を掲載。さらに、クマを見たり、出没のあとを発見したら、市役所(電話:0256-34-5511)か三条署(電話:0256-33-0110)に連絡してほしいと呼びかけている。

