燕三条エリアのセブン-イレブンで「三条名物カレーラーメン～復刻～」発売、品名シールには『カレーラーメンの歌』のCDジャケットのデザインを採用 (2011.1.18)

セブン-イレブン・ジャパンは18日、燕三条エリアのセブン-イレブン39店舗限定で「三条名物カレーラーメン～復刻～」（398円）を発売。先にリリースされたCD『カレーラーメンの歌』のジャケットデザインを品名シールのデザインに採用、そのCDの取り扱い店を紹介するサイトへアクセスするQRコードも掲載している。

燕三条エリアのセブン-イレブン39店舗限定で発売された「三条名物カレーラーメン～復刻～」

同社は2009年2月に三条飲食店組合カレーラーメン部会とのコラボレーションで初めて「三条名物カレーラーメン」を発売。さらに10月にも味を変えて第2弾を発売しており、今回はその第3弾。セブン-イレブン店舗のオーナーや現場から再発売を求める強い要望があり、それに応えて急きょ、発売した。

今回は三条カレーラーメンの代表店のひとつ「大衆食堂正広」＝三条市石上2＝と商品化に向けて打ち合わせした。味は第1弾と同じに戻すということで「復刻」。第1弾より麺を20グラム、スープを10グラム、カレーを15グラム、計45グラムを増量した。1割足らずの増量だが、食べ応えはぐっと高まった。電子レンジで加熱するだけで食べられる。

品名シールには、三条市の目黒理加さんが『カレーラーメンの歌』のCDジャケット用に制作したイラストを採用、カレーラーメンプロジェクトのサイトにアクセスするQRコードも

注目なのが品名シール。地元の「三条B級グルメソング『カレーラーメンの歌』をつくろう！放課後プロジェクト」が昨年12月1日にリリースしたCD『カレーラーメンの歌』のジャケットデザインを採用した。

デザインしたのは、ユニクロ主催「カンヌ国際広告祭公式Ｔシャツデザインコンペティション」で世界第2位に輝いた三条市に住む目黒理加さん(19)＝新潟デザイン専門学校グラフィックデザイン科2年＝が制作したもので、レトロでシンプルなデザインがほのぼのとして懐かしい。

さらにQRコードも印刷した。QRコードを読み取るとサイト「三条B級グルメソング『カレーラーメンの歌』をつくろう！放課後プロジェクト」（http://crpj.me/）にアクセスできる。CD『カレーラーメンの歌』は三条市内15店舗（1月18日現在）でしか扱っておらず、このサイトで取扱店を確認できる。

今回の「三条名物カレーラーメン」の販売は期間限定で最低でも1カ月以上は販売する。昨年は三条カレーラーメンがご当地B級グルメとしていまだかつてない人気を集め、三条市内のラーメン店では、カレーラーメンを食べるために県外から訪れる人が珍しくなくなっている。同社担当の話では、セブン-イレブン店舗オーナーから通常より多くの発注があると言う。