11日に第19回雪割草展示会が三条パール金属スタジアムで (2018.3.11)

三条雪割草寿会（本井富士雄会長）は、11日午前9時半から午後4時まで、ことしも三条パール金属スタジアム内で第19回雪割草展示会を開き、会員の育てたユキワリソウの展示やチャリティー即売などを行う。

三条雪割草寿会の第19回雪割草展示会が開かれる会場

同会は、三条や燕、加茂のユキワリソウ愛好家9人が会員。毎年、この時期に展示会を開いており、ことしも会員の育てた約100鉢のユキワリソウを展示するほか、愛蔵品の株分けや実生した鉢植えやポット苗を1,000個近く販売する。

販売のなかには、毎年、売上を社会福祉法人「三条市手をつなぐ育成会」に寄付するチャリティコーナーも用意し、会員が提供するポット苗や鉢植えを1つ100円から1,500円程度で販売する。一般的な価格の半値以下から5分の1といったお得なチャリティで、数百個を用意しているが、毎回、1時間ほどで売り切れてしまうという人気だ。

展示するユキワリソウの花

同会では、「ことしは寒波と大雪でたいへんな年明けとなりましたが、春を待つ私たちのユキワリソウの花で、一足早く春を迎えてください」、また、開催日が3月11日ということもあり、「3月11日は、東日本大震災から7年を迎えます。これからも一緒にがんばっていきましょう」とメッセージを述べ、おおぜいの来場を呼びかけた。