思いをもった現役学生の未来を応援しようと三条商工会議所青年部（結城靖博会長）は、学生を対象に初めての燕三条ビジネスアイデアコンテスト「チャンスを掴（つか）め！」を開く。

高校生、専門学校生、大学生を対象に来年1月20日まで募集する。テーマは、県央地域の特性を生かした起業案、新規事業、ものづくりや産業についてのビジネスプラン。夢の計画書でも構わない。

来年2月12日に三条市体育文化会館でコンテンストの本番を行う。応募が多い場合は書類選考し、10組が参加。1組10分間のプレゼンテーションを行い、投票形式で得票数で順位を決める。審査基準は発表の姿勢、プレゼンの工夫やアイデアのわかりやすさ、実現性、収支計画の具体的な資料の作成など。

投票は協賛企業25社で行う。最優秀賞には5万円のほか、優秀賞3万円、三条YEG特別賞2万円、参加賞5,000円分のQUOカードを贈る。

また、参加企業と参加学生とのマッチングを行う交流の場も設ける。参加学生はプランニングをまとめたポスターで各企業と交流。参加学生情報やビジネス案は参加企業だけに開示する。

8日、記者会見を行って担当の交流人口創出委員会の山中良太委員長が事業を説明した。結城会長は「この地域は日々、新しいプロダクトが生まれる非常にベンチャースピリットの盛んな地域。燕三条の学生から新しいビジネスアイデア、新しい商品アイデアが出てきて、未来の燕三条の産業の礎となるような事業になればと期待している」と応募を呼びかけた。

応募は【チャンスを掴め！燕三条ビジコン】学生参加申し込みフォームから。問い合わせは三条商工会議所（0256-32-1311）へ。