藤次郎が4店舗目の国内直営店「藤次郎ナイフギャラリー築地店」オープンへ (2025.12.12)

日本有数の刃物産地、新潟県燕三条地域で70年にわたり刃物を製造する包丁メーカー、藤次郎(株)（本社：新潟県燕市、代表取締役社長：藤田進）は15日、東京都中央区築地4に直営店「藤次郎ナイフギャラリー築地店」をオープンする。国内直営店として4店舗目、都内出店は2店舗目築地店を新たな拠点に世界へ向けて藤次郎ブランドをいっそう広く発信する。

藤次郎ナイフギャラリー築地店

2023年に浅草かっぱ橋へ直営店を開店して以来、インバウンド客が日本の包丁や食文化へ高い関心を寄せていることから、より広く世界へ向けてブランドを発信するための拠点が必要と判断した。

築地は長年、日本の食文化を支えてきた魚市場の中心地であり、プロの料理人に応える道具が育まれてきた場所。同社もプロの厨房で使われる包丁づくりを続けてきた企業として、食文化とその歴史への貢献をいっそう深めたいと考えた。

食・観光・歴史が交わる築地は、日本の包丁の魅力や食文化を国内外へ伝えるうえで、最適な環境。今後の発展が期待される築地の将来性にも大きな可能性を感じ、この地をブランド発信の新たな拠点に選んだ。

藤次郎ナイフギャラリー築地店は、藤次郎のものづくりを凝縮した約5坪の空間。店内にはプロから一般まで使える洋包丁を中心に、200種以上を取りそろえる。

「全体を一望できる選びやすさ」と「包丁に囲まれる臨場感」を感じられる店舗。初めての人にも知識のあるスタッフが最適な一本の選択をサポートする。

店舗デザインのコンセプトは「一枚のステンレスから生まれた空間」。金属板から刃物のシルエットを抜き出す“ブランク加工”をモチーフにした入口パネルなど、工業的な素材を内装に採用。包丁づくりの世界観を体感できると言う。店舗概要は次の通り。

• 燕三条製包丁の藤次郎株式会社｜TOJIRO JAPAN（新しいウィンドウで開く）