5月10日に燕市文化会館大ホールで開催されたチャリティーコンサート「フロイデ in NIIGATA」の収益の一部3万円が19日、燕市社会福祉協議会に寄付された。コンサートには約150人が来場し、拍手に包まれて大好評だった。
門下生による独唱・二重唱や、特別出演の丸山奈々子さんによる歌唱など、世代を超えて親しまれる楽曲が披露された。
今回、寄付を行ったのは、「フロイデ in NIIGATA」を主催した丸山奈々子さん。丸山さんは30年以上、生活していた東京から親の介護をきっかけに出身地の燕市へ戻った。
東京と燕を行き来する2拠点生活を送りながら親の介護を続けるなかで、多くの福祉関係者に支えられてきたという。
「介護をしていた時、本当にたくさんの福祉関係者の皆さんに助けていただいた。皆さんとても優しくて、大きな支えになった」と当時を振り返る。
現在も親の介護は続いているが、生活の拠点を燕市へ移したことで、「自分にも何か地域の社会福祉の役に立てることがあるのではないか」と考え、今回のチャリティーコンサートを企画した。
また、ふだん主宰している体操教室や歌の教室では高齢者の利用者も多く、教室の中で新たなつながりやコミュニティーが生まれていることも話した。
「皆さん、歌や体操に挑戦しながら、おしゃべりをしたり、仲間ができたりしています。そうした時間や場所が、居場所づくりにもつながっていると感じています」と語る。
今後についても、燕市への地域貢献に意欲を見せ、「せっかく帰ってきた燕市のために、自分にできることで貢献していきたい。福祉施設への慰問などで歌を披露する機会があれば、ぜひ伺いたい」と話した。
また、「フロイデ in NIIGATA」については、単発の催しではなく、チャリティーコンサートとして来年以降も継続して開催し、音楽を通じた地域貢献活動を今後も続けていきたい考えだ。
燕市社会福祉協議会では、今回の寄付と地域への思いに感謝を伝えるとともに、音楽を通じた新たな地域福祉活動への期待を寄せていた。
「フロイデ in NIIGATA」は、門下生による独唱・二重唱を中心に、特別出演の丸山奈々子氏がクラシックからポップスまで幅広い楽曲を披露したチャリティーコンサートで、地域に根ざした音楽文化の発信と、市民が気軽に芸術へ触れる機会の創出を目的に開催された。
