20日に燕市で行われる第67回分水おいらん道中の本番を前に、主役のおいらん役を務める4人が11日、おいらん独特の外八文字を描く歩き方を練習した。
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11日に行われたおいらん役の歩き方の練習 |
本番までの練習は3回で、この日は2回目。おいらん役の4人は午後7時から練習用の訪問着のような着物を着て、おいらんを支える「ほうかん」役の女性とともに歩き方を練習した。
おいらん役は、素足に高さ15センチもある3枚馬の高下駄をはき、着物の袖を見せるようにして右手を腰にあて、左手は「ほうかん」の肩に。腰をいったん落としてから、足先で外八文字を描くようにしてゆっくりと進む。
指導者の日本舞踊の花柳流・花柳寿之柳さんは、「はい、低くなって、足を前に持ってきて~。はい、止めて~」、「すーっと前に。ゆっくりい。肩の力抜いて~、顔は正面向いて」と、声を掛け、まさに、つま先から頭のてっぺんまで体全体の動きを指導した。
ゆっくりとした動きながら、全身を意識した所作においらん役は「難しいです。体で覚えるしかないですね」と、額に汗をにじませ、練習を繰り返した。
この日は、小林清燕市長が激励に訪れ、「晴れの舞台では、正々堂々と大役を果たしてください」とエールを送り、当日の好天も願った。
本番では、かつらや着物で合わせて30キロにもなる衣装を着て、信濃、桜、分水の3人の太夫が、午後0時半から大河津分水桜並木の約1km、3時から地蔵堂本町通りの約700mを総勢70人の付き人をしたがえて、絢爛(けんらん)豪華な行列を繰り広げる。
撮影用の染井吉野太夫は午後0時半から地蔵堂本町通りに登場。ただし、ことしは前夜祭は行わないが、JR分水駅前と分水桜並木の夜桜ライトアップは例年通り4日から22日までの毎晩、午後7時から10時まで行っている。終了は桜の開花状況で変更になることもある。

