三条市歴史民俗産業資料館(太向義明館長)では、9日から9月7日まで同資料館で特別展「郷土人形展~源川コレクション」を開いており、市内の郷土人形コレクター、故源川万吉さんが収集した日本各地の郷土人形約360点を展示している。
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9月7日まで三条市歴史民俗産業資料館で開かれている特別展「郷土人形展~源川コレクション」 |
郷土人形は昭和の中ごろまで庶民に親しまれた。産地にゆかりのものなどモチーフに、土人形や張り子、木製など色や形、素材もさまざま。「滅びゆく玩具」となる一方で今、古美術品として目を向けられている。
そのコレクターだった故源川万吉さんの家族から三条市は平成14年に郷土人形コレクション500点余りの寄付を受けた。16年に初めてその一部を展示しており、今回は2回目。約360点を展示している。
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加茂松原人形 |
加賀人形(石川県) |
源川さんは、人形一つひとつに収集した県名や人形の名前を書いた付せんを張っており、全国各地、さらに中国、台湾でも入手した人形が地域ごとに並ぶ。
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名古屋人形(愛知県) |
福助足袋の広告用 |
人形は高さ数cmから30cmほど。よくある天神様やだるまでも、色や形、表情などはいろいろ。相撲取りや兵隊や福助人形なども多いが、なかには便所神、裸雛などこのあたりでは聞き慣れない名前やおもわずほほえんでしまうようなユーモラスな表情をした人形もある。
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三条人形のルーツとも思われるという人形(天神) |
また、三条人形の元祖と思われるという天神様も展示されており、三条産はこの1体だけ。同資料館では、明治の中ごろまで現在の八幡町には数人の人形作家がいたことがわかっており、今回の特別展に向けて作家や製品を調査したがそれ以上のことはわからず、展示と同時に「三条人形」に関する情報提供も呼びかけている。
初日9日は、親子連れや地域の人などが来館し、母親と訪れた三条市田島、庄司唯人君(6つ)は「すてきで、おもしろい。おウチの形のものが好き」と蔵の形をしたものがお気に入りだった。休館日の月曜を除いて午前9時から午後5時まで開館、入場無料。






