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燕三条・新潟県央地域のニュース

天皇、皇后両陛下が三条・燕地域リサーチコアを訪問

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第28回全国豊かな海づくり大会へのご出席や中越地震の災害復興状況、地方事情の視察で来県された天皇、皇后両陛下が8日午前、三条・燕地域リサーチコアにお立ち寄りになった。

 三条・燕地域リサーチコアへお立ち寄りになった天皇、皇后両陛下

三条・燕地域リサーチコアへお立ち寄りになった天皇、皇后両陛下

両陛下は、午前11時前に新潟市から車で県央地域地場産業振興センターを訪れ、同センターへ向かうJR燕三条駅付近やセンター入口交差点付近で、大勢の市民が日の丸の小旗を振って歓迎した。

リサーチコア前で両陛下を迎える子どもたち

リサーチコア前で両陛下を迎える子どもたち

さわやかな秋晴れに恵まれ、同センターの駐車場では、燕市の幼稚園や保育園児70人と三条市の園児や小学生73人の計143人の子どもたちが両陛下を出迎えた。白バイに先導されて両陛下を乗せた御料車が着くと、子どもたちは一生懸命日の丸の旗を振って「天皇陛下~!」、「美智子さま~!」と声を上げ、両陛下は車から降りると子どもたちに手を振って笑顔で応えられた。

両陛下ともベージュ系のアースカラーが基調のカジュアルな装いで、リサーチコアの玄関前では、同施設の理事長の小林清燕市長、副理事長の国定勇人三条市長、両市の市議会議長の4人の出迎えた。

両陛下を見送る小林燕市長や国定三条市長

両陛下を見送る小林燕市長や国定三条市長

リサーチコアでは、三条、燕の産業構造の現状や三条市の7・13水害や燕市でも被害が大きかった中越地震や中越沖地震の被害状況と復興状況などを両市長が説明。とくに災害について熱心に聞かれ、両市を心配してくださったという。

また、伊勢神宮の式年遷宮で同地域から和釘などを納めていることなどを説明したところ、興味をもたれ、同センターに展示している和釘を見ながら材質などを質問されたという。

市民に手を振って御料車に乗り込まれる両陛下

市民に手を振って御料車に乗り込まれる両陛下

休憩など20分ほどで館内を出られた両陛下は、再び、子どもたちに手を振って車に乗り、新潟県中越地震の復興概要聴取のため長岡市に向かわれた。

両陛下をご案内した小林燕市長と国定三条市長は、それぞれ水害や地震で被災した両市をとても心配してくださったと喜び、「緊張を包み込んで、解かしていただくようなすごいオーラ」と話していた。

小林燕市長は、三条市では7・13水害、燕市では新潟県中越地震と中越沖地震の2つの地震での被災状況や復興状況を話したときに、陛下から「市民の先頭に立って進んでいっていただきたい」と激励を受けた。

さらに、洋食器を含めた地場産業の状況をたずねられ、「物静かに語りかけていただいたが、大きな災害のことを心配してくださる気持が伝わった」。また、リサーチコア入口の陳列ケースにある和釘に興味を示され皇后さまが「日本の古い建物は、こういうものに支えられているのですね」とお話しになったとも話していた。

国定三条市長も、水害と地震の被害状況や復興の状況を熱心に聞かれたとして「本当に両市のことをご心配になっている姿が伝わり、ありがたい」。

また、産業の状況で両市とも和釘がものづくりの始まりと小林燕市長がていねいに説明したところ、とくに皇后さまが関心をもたれたのが印象的だったと言い、両陛下の印象は、「本当に穏やか。緊張していたわれわれを包み込んで、とかしていただくような印象」。

さらに、同センターを出発される両陛下は、玄関前で「7・13水害では、ご高齢の方々が苦しまれたのでしょう」と、いたわりの言葉をかけられ、国定三条市長は、「きょう、両陛下が両市に訪れていただいたことは、被災した方々にとっていいことと受け止めている」と答えたと話していた。

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