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三条市が公共交通の効率的な運用に向けた社会実験をスタート

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三条市地域公共交通協議会(会長・国定勇人市長)は14日、市内の効率的なバス運行に向けたデマンド交通(予約型乗り合い交通)導入や循環バスぐるっとさん見直し実験など4つの公共交通社会実験をスタートした。

14日スタートした三条市のデマンド交通の社会実験で出発するデマンドバス

14日スタートした三条市のデマンド交通の社会実験で出発するデマンドバス

社会実験は、下田地区で行う「下田地区デマンド交通導入実験」と「高校生通学ライナーバス導入実験」、井栗地区の「井栗地区コミュニティバス」、三条地区の「循環バス『ぐるっとさん』見直し実験」。

このうち「下田地区デマンド交通」と「井栗地区コミュニティバスの導入実験」は、完全予約型の乗り合いタクシーで、自宅などから病院や商業施設など主要施設へ運行する。

「高校生ライナーバス導入実験」は、高校生の通学に対応した時間帯と路線で市内の高校への直行便バスを運行。「ぐるっとさん」の見直し実験は、乗客の有無にかかわらず運行していたこれまでの時刻表型・定期路線型運行を完全にやめ、予約型で運行する。

出発式であいさつする国定市長

出発式であいさつする国定市長

いずれも利用者は、事前に環境課に設置した予約センターに登録する必要がある。高校生ライナーバス以外は、前日までに電話かインターネットで利用を予約し、需要に応じて乗り合い型の小型バスやジャンボタクシーを利用する。社会実験の期間は、12月31日までの2カ月半。

社会実験初日の14日は、午前7時20分から下田地区の長沢駅跡バス停で、8時10分から井栗地区の井栗郵便局前で、それぞれ出発式を行った。

井栗郵便局前では、住民など約40人が参加。国定市長はあいさつで、大きいバスが空気を運んでいると言われるが、かといってバスに乗らない環境が続くわけではなく、高齢者の車の運転の危険性からもバスの利用を求めた。さらに、「新しいバス」に期待し、「1人でも多くの方に利用してもらい、改善点など建設的、積極的な意見をいただきたい」と求めた。

井栗地区の小出昇自治会長は、ことしになって市から循環バスがうまく機能するように予約型の乗り合いタクシーの社会実験実施の提案を受け、地域で協議してきた経緯を説明。個人で呼ぶタクシーではないので、時間に制限もあるが、「精一杯、利用していただいて、今後、井栗の交通のメーンになるように、このデマンド交通を私たちのものにしたい」と有効活用に期待した。

この日までの利用登録者数は、下田地区約700人、井栗地区200人、循環バス「ぐるっとさん」100人の計約1,000人。登録など問い合わせは、予約センターの三条市環境課(電話:0256-34-5511・内線255)へ。

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