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燕市産業史料館の新館が23日オープン、約5,000本の世界のスプーンコレクション展示室も

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燕市が燕市産業史料館の隣りに建設した同史料館新館が、このほど完成。同市の産業の歴史や約5,000本の世界スプーンを収集した「伊藤豊成スプーンコレクション」の常設展示室を備え、23日にリニューアルオープンする。

23日にオープンする燕市産業史料館

23日にオープンする燕市産業史料館

これまでの本館の建物は延べ床面積1,2481平方メートルなのに対し、新館はその3分の2の840平方メートル。しかし、新館は鉄筋コンクリート一部鉄骨造の平屋建てなので横に広く、大きく見える。敷地は本館が2,425平方メートルで、新館はその3倍近い6,747平方メートルで、計9,173平方メートルとなる。

新館建設工事は、本館のバリアフリー化などの改修工事とあわせてことし1月から行い、このほど完成して11日に引き渡しを受けた。本館改修も含む総事業費は約8億1,200万円。

新館の外壁はコンクリートの打ちっ放しで、前面のほとんどがガラス張りの見るからに開放的な建築。直線と平面が印象的なキュービズムを連想させるデザインだ。

市では23日のオープンまでは館内を公表しないことにしているので、それまで内部は詳しくわからないが、主要設備は日本金属洋食器展示室、一般展示室、体験室、伊藤豊成世界のスプーンコレクション室の4つの展示室と多目的ホールだ。

スプーンコレクション室は、旧燕市が寄託を受けた医師で画家の伊藤豊成(いとう・とよなり)さん=1915-2001・東京都=のコレクションを展示する。伊藤さんは約40年間、世界各国のスプーンを収集し、そのコレクションは約5,000点にのぼる。

新館は当初、平成16年1月に旧燕市が同史料館隣りに「(仮称)産業ミュージアム」として建設する計画だった。すでに用地も確保したが、厳しい財政から建設に至らないまま18年に合併した。

合併に伴って新館建設を合併特例債事業として新市建設計画に搭載。施設のあり方や運営方法を改めて議論する必要があると、平成18年度予算への計上が見送りされることもあったが、新市となって計画した通り平成20年度のオープンとなる。

オープンの23日は午前11時から竣工式を行い、正午に開館する。入館料などはこれまでと同じで、おとな300円、子ども100円。

また、23日から12月14日まで、こけら落としとして新館オープン記念特別展覧会「伊藤豊成 絵画展」を開き、スプーンコレクターの伊藤さんの絵画を展示する。

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