年の瀬を迎えて正月料理は切れ味の良い包丁でと、三条鍛冶道場の常設講座「包丁研ぎ体験」には、家庭の包丁を持ち込んで体験をする市民が増えている。
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23日の三条鍛冶道場の包丁研ぎ体験のようす |
同道場は2005年にオープンしてから休館日を除く毎日、包丁研ぎ体験教室を開いている。参加者は包丁を持参し、指導者の手ほどきを受けて自分で刃を研ぐ。本来、1回300円の参加費が必要だが、道場のPRにと今のところは無料にしている。
何種類もの砥石(といし)や広い洗い場など設備が整っており、初心者でも切れ味の落ちた包丁が数十分で新品同様によみがえる。
今年度は、県外の長野や群馬から利用した人もあり、これまでに昨年度の9割近い500人余りが利用。月ごとでは12月は22日までに81人が利用し、5月の88人に次いで多くなっている。
平日は女性の利用も多いが、祝日だった23日午前中は、男性3人が利用した。毎年、利用している三条市内の50歳代の男性は、「最近はこの時期が来ると、行ってくると自分から包丁をもって参加している」と慣れた手つきで包丁を砥石の上で滑らせていた。
「切れ味がよみがえるのが楽しみだし、この包丁で(妻に)おいしい正月料理を作ってもらえれば」と、我が家の年末恒例行事になっていると話していた。
同道場は年内は28日まで開館、新年は4日から。包丁研ぎ体験の利用は、申し込みの必要はなく、利用したい人は午前9時から午後4時までの間に直接、同道場に包丁を持参する。冬場は寒いので厚着した方がいい。問い合わせは、三条鍛冶道場(電話:0256-34-8080)へ。

