新潟県燕市の「スワローズ・ライスファーム稲刈り」が19日、燕市役所南側の水田で行われた。活動停止から復活したプロ野球・東京ヤクルトスワローズの球団マスコット「つば九郎」が2024年の稲刈り以来2年ぶりに燕市を訪れ、スワローズ前監督の高津臣吾さんも5月の田植えに続いて参加。市内、県内の市外、県外から集まった59人が黄金色に実った稲を刈り、見学者を含め約400人でにぎわった。
市外、県外からもファンが参加
稲刈り体験には燕市内から16人、県内の市外から8人、県外から35人の計59人が参加した。つば九郎や高津さんを一目見ようと集まったギャラリーも多く、会場となった市役所周辺には約400人が詰めかけた。
スワローズ・ライスファームは、燕市とスワローズが続ける交流事業のひとつ。春に田植え、秋に稲刈りを行い、収穫した米をスワローズの選手に届けてチームを「応燕」する。
オープニングでは、高津さんのほか、スワローズ公式ダンスチーム「Passion」のキャプテンRUNAさんと、新潟県出身のYUDUKIさん、つば九郎が登場。会場から大きな拍手を受けた。
高津さん「植えた苗をしっかり刈りたい」
高津さんは、5月の田植えについて「来る時はちょっと足取りが重かったんですけど、来てみたらめちゃくちゃ楽しくて」と振り返り、その後、稲刈りへの参加を誘われたという。
「結構忙しい時期だったんですけど、スケジュールを調整して楽しみにやってきました。せっかくなら植えた苗をしっかり刈りたい」と話し、参加者とともに田んぼへ。春に自ら植えた稲が実った田んぼで鎌を手にし、稲刈りを楽しんだ。
つば九郎は2024年以来2年ぶり
つば九郎の燕市訪問は、2024年9月のスワローズ・ライスファーム稲刈り以来2年ぶり。活動停止を経て復活したつば九郎の登場を待ちわびたファンも多く、スワローズグッズで身を固めた姿を見せると会場が沸いた。
登場時には客席とは反対方向を向くなど、つば九郎らしい振る舞いで笑いを誘った。稲刈りでは参加者を応援し、Passionとともに会場を盛り上げた。
PassionのYUDUKIさんは「地元の新潟県民Passionとして来られてすごくうれしい」とあいさつ。スワローズと燕市をイメージして描いた絵を佐野燕市長にプレゼントした。
参加者は鎌を手に、実った稲を一株ずつ刈り取った。スワローズのゲストと一緒に秋の実りを楽しみながら、収穫を通じて燕市と球団との交流を深めた。
このあと、じゃんけん大会、Passionのダンスショー、高津さんらによるトークショーなども行われた。また、市役所庁舎内には今季限りの引退を発表した石川雅規投手のコーナーを設け、石川投手のサイン色紙やサインボールなどを展示した。
