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燕三条JCから10年ぶりに新潟ブロック協議会会長へ 直前理事長の齋藤和也さんが2027年度会長予定者に 「武者震いしている」

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日本青年会議所北陸信越地区新潟ブロック協議会の2027年度会長予定者に、一般社団法人燕三条青年会議所の直前理事長、齋藤和也さん(39)が決まった。燕三条JCメンバーが新潟ブロック会長に就くのは10年ぶり。31日、燕三条地場産業振興センターで開かれた「2026年度第56回新潟ブロック大会」で会長予定者として紹介され、ブロック旗が伝達された。齋藤さんは「武者震いしている。燕三条という土俵から新潟県全域へと視野を広げ、より良い新潟の発展に貢献したい」と意欲を示した。

新潟ブロック次年度会長予定者となった燕三条青年会議所直前理事長の齋藤和也さん
新潟ブロック次年度会長予定者となった燕三条青年会議所直前理事長の齋藤和也さん

「新潟を必ず良くする」仲間とのつながりを力に

齋藤さんは2013年に燕三条JCに入会し、25年度に理事長を務め、今年度は直前理事長として活動。27年度は活動の舞台を燕三条地域から新潟県全域へと広げ、県内21の青年会議所をつなぐ新潟ブロック協議会を率いる。大会では、水戸部智会長から2027年度の会長予定者として紹介され、ブロック旗の伝達を受けた。

齋藤さんは壇上で「私はJCが好きです。皆さんはJCが好きですか」と会場に問いかけ、JCの魅力をかつての部活動になぞらえた。仲間が困っていれば助けたい、仲間のためなら何とかしたいという気持ちが人を成長させ、その経験が地域や会社にも還元されると語った。

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そのうえで「新潟からもう一度、日本へ、そして日本から世界へ」と活動の広がりに期待を込め、「つながりが人を育てる新潟から、リーダーが育ち続ける日本へ」と決意を表明した。

ブロック旗の伝達
ブロック旗の伝達

式典後の取材では、現在の心境について「やっぱり武者震いはしている」と率直に語った。「今までは燕三条という地域のことを考えていたが、これからは新潟全域のことを考えなければならない。自分のスケールや物差しをもっと大きくできるように頑張りたい」と話した。

一方で、歴代理事長やこれまでの活動を通じて知り合った仲間たちが支えてくれることを心強く感じているとし、「そんなメンバーとやり切れる1年が楽しみで仕方ない」と期待を膨らませた。

行政や商工団体との連携を強化 県の補助金活用も視野に

ブロック旗の伝達
ブロック旗の伝達

27年度は、一人ひとりの力を最大限に生かし、地域からリーダーが育ち続ける新潟を目指す。燕三条JC理事長として培った経験を県内各地に波及させ、地域課題の解決や次世代のリーダー育成につなげていく考えだ。

その具体策として、県との連携強化を挙げた。齋藤さんは「県との連携事業だけでなく、県から補助金をもらえるような組織にしてみたい」と構想を明かした。

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県内には青年会議所のほかにも商工会やさまざまな青年経済団体があり、それぞれが地域の課題を抱えている。こうした団体と横のつながりを強め、行政と協力しながら地域の課題解決に取り組むことを目指す。

あいさつする齋藤和也さん
あいさつする齋藤和也さん

「地域の課題をより良く知っているのは他県の業者ではなく、新潟県の、そして地域で活動している団体だからこそ、課題も解決策も持っていると思う」と話し、県の事業で地域団体が連携パートナーとして選ばれるよう働きかけていきたいとした。

そして「必ず新潟を良くしていく。さまざまな楽しい事業を展開していくので、ぜひ遊びに来てほしい」と新年度の活動に期待を込めた。

燕三条では7年ぶりの新潟ブロック大会

新潟ブロック大会は、県内各地の青年会議所が集まり、1年間の事業成果を報告するとともに、次年度への引き継ぎや会員相互の交流を図る年に一度の大会。燕三条での開催は2019年以来7年ぶりで、新潟ブロックを構成する県内21の地域JCから340人が参加を申し込んだ。

大会では国歌斉唱やJCソング斉唱、JCIクリード、JCIミッション・ビジョンの唱和などに続き、水戸部智会長が主催者を代表してあいさつした。

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水戸部会長は、青年会議所の本質は会員に成長の機会を提供することにあり、その経験が地域をより良くすることにつながると強調。県内各地の青年会議所がそれぞれ異なる歴史や運営方法を持つことにふれ、互いの個性を持ち寄りながら活動してきた1年を振り返った。

開催地を代表して燕三条青年会議所の酒井貴輝理事長は、燕三条JCが1997年に燕JCと三条JCの統合によって誕生した経緯を紹介。今年度は「絆~つなぐ想い、つながる未来~」をスローガンに活動しており、先輩たちから受け継いできた志を次の世代につなぎ、人と人、地域と地域の絆を大切にしていきたいと述べた。

花角知事、滝沢三条市長、佐野燕市長らが祝辞

来賓祝辞では、新潟県の花角英世知事の祝辞を県産業労働部の渡辺憲一部長が代読。6月に新潟市で開かれた国際青年会議所のアジア太平洋地域会議「2026 JCI ASPAC新潟大会」での地域の魅力発信や、少年少女サッカー大会などによる青少年育成の取り組みを評価し、県政の最大の課題である人口減少への対応には、若い世代の柔軟な発想と行動力が欠かせないとして、今後の協力に期待した。

三条市の滝沢亮市長は、開催地の燕三条地域について、近年の燕三条駅周辺の発展を紹介。県央基幹病院の開院や三条市立大学の開学などを挙げ、とくに三条市立大学が取り組む産学連携実習を説明し、県内各地の企業にも大学の活用を呼びかけた。

燕市の佐野大輔市長は、燕市が合併20周年を迎えた一方で、約1万人の人口が減少したことを紹介。県内の自治体同士で人口を奪い合うのではなく、地域の魅力を高め、新潟県全体が選ばれる地域になることが重要だと訴えた。

さらに、燕三条地域のものづくりにも触れ、県内各地から訪れた会員に地場産品を手に取ってほしいと呼びかけた。

弥彦村の本間芳之村長も祝辞を述べ、地域や業種、世代を超えた交流が新たな発想や活動につながることに期待を寄せた。

今年度の事業成果を報告 2027年度へ引き継ぎ

大会では2026年度の各委員会から事業報告も行われた。国策推進委員会はカーボンニュートラルの啓発や地域防災ネットワークの構築、ASPAC新潟連携委員会は国際大会での県内観光資源や地場産業の発信について報告した。

個の育成委員会は青年会議所会員の研修や組織を超えた交流について報告した。子どもと家庭委員会は燕三条JCの鹿島澄代委員長がJCカップU-11少年少女サッカー大会や、家庭の防災計画づくりを促す事業の成果を紹介した。

その後、理事長トークセッションや監査担当役員講評のあと、会場を変えて懇親会に移った。

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