新潟県三条市と福島県只見町を結ぶ国道289号八十里越(はちじゅうりごえ)の2027年夏の暫定開通を前に、三条商工会議所青年部(三条YEG、本間隼人会長)は10月18日(日)、「スポーツセンターはやぶさ」(三条市南五百川)で「常在戦場!八十里越スポチャン合戦 in 下田」を開く。スポーツチャンバラによる合戦に八十里越の歴史や地域を学ぶクイズを組み合わせ、楽しみながら八十里越に関心をもってもらう。
20人ずつ4チーム、戊辰戦争をイメージした合戦
スポーツチャンバラは、柔らかいソフト剣を使って戦う日本発祥のスポーツ。今回は通常の1対1ではなく、戊辰戦争や八十里越をモチーフにした20対20の「合戦」形式で行う。
参加者80人を20人ずつ4チームに分け、4チームによる総当たり戦の全6試合を行う。1試合は作戦会議5分、競技5分の計10分。チーム内で大将、副将などの役割を決め、体に付けた紙風船をソフト剣で割ってポイントを競う。
役割によって得点に差を付けるほか、会場にはバリケードも設置。大将を守りながら攻めるなど、チームで作戦を立てる要素を取り入れる。
個人で申し込み、主催者がチームを編成する。友人同士で同じチームを希望する場合は可能な範囲で対応する。
「クイズ兵」を倒すと八十里越クイズ
ユニークなのは、競技と歴史学習を組み合わせる仕掛け。チームの中には八十里越に関するクイズを持つ選手を配置。その選手の紙風船を割るとクイズが出題され、正解するとさらにポイントが加算される。
来場者には八十里越の歴史や概要をまとめたリーフレットを配布し、それを読めば答えられる3択程度の問題を予定している。
会場では競技だけでなく、八十里越の工事状況や只見町、幕末の長岡藩家老・河井継之助などを紹介するパネルやPR展示も行う。河井継之助記念館(長岡市)なども協力する。
小学生を中心に80人募集 参加者に「いい湯らてい」無料券
参加の中心は小学1年生から6年生までの60人で、中学生、高校生、大人を含めて計80人程度を予定する。子どもと大人の混合チームで戦う。参加無料。
賞品として優勝チームには福島県産米5キロをメンバー20人に、2位には只見町のラーメンセット、3位には福島県の菓子を贈る。また参加者全員に「いい湯らてい」の無料入浴券をプレゼントする。
14日、会場となるスポーツセンターはやぶさで記者会見を行った。本間会長は、八十里越について「単に一本の道路が開通するという話ではなく、三条・県央地域と只見町をはじめとする地域がつながり、人や物、新しいビジネス交流が生まれる大きな可能性を秘めている」と期待した。
「開通するのを待つのではなく、開通する前から地域の皆さんと一緒に八十里越を盛り上げていきたい」と話した。
この事業を担当する魅力発信委員会の安田吉史委員長は、歴史を前面に出すだけでなく、まずスポーツチャンバラを入り口に子どもたちに参加してもらい、「こういうことがあったんだ、こういう人がいたんだと知ってもらうきっかけにしたい」という。
「次世代を担う子どもたちが地元の八十里越に興味を示し、三条と只見のこれからのつながりを深める第一歩になれば」と願っている。
当日は午後1時から1時半まで受け付け、1時半から開会式とルール説明、2時から4時まで競技、4時から4時半まで閉会式と表彰式。申し込みは10月9日(金)まで、下のリンクから専用フォームで受け付ける。問い合わせは三条商工会議所青年部、電話0256-32-1311。
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