新潟県三条市の夏を彩る「第22回三条夏まつり」は1日夜、三条防災ステーションを打ち上げ場所に大花火大会が行われ、2日間の日程を終えた。スターマインや尺玉など約4,000発が次々と夜空を彩り、フィナーレは4者合同のグランドスターマインが飾った。
スターマイン31組、尺玉などを打ち上げ
大花火大会は午後7時半にスタート。阿部煙火工業が打ち上げを担当し、スターマイン31組、市民の花火、10号玉187発、7号玉38発、5号玉52発などを午後9時半までに打ち上げた。
日中はいつ雨が降り出してもおかしくないようなどんよりした曇り空が続いたが、雨が降ることはなかった。打ち上げ地点に近い観覧場所の六ノ町河川緑地をはじめ、五十嵐川の堤防や市街地には多くの市民が詰めかけた。
大輪の花火が開くたびに歓声が上がり、スターマインが終わるたびに大きな拍手。ブルーシートに寝転がったり、スマートフォンを向けて夏の夜空を撮影したりとそれぞれに夏の風物詩を楽しみながら夜を過ごした。
初試験導入の有料観覧席、有料駐車場とも当日を待たずに完売
ことしは物価高騰で運営費が増すなか、新たな財源を確保しようと、試験的に初めて有料観覧席と有料駐車場を導入。三条市水防学習館脇の堤防上の有料観覧席190シートと旧三条競馬場駐車場の150台分の有料駐車場は、いずれも当日を待たずに完売した。
ことしは、これまでフィナーレを飾ってきたナイアガラを行わなかった。有料観覧会場から見えにくいことや橋の封鎖、設備上の課題などを踏まえた。
代わって三条市、三条市議会、三条商工会議所、市民の花火の4者合同によるグランドスターマインを初めて実施。三条市出身のシンガーソングライター、佐藤ひらりさんのオリジナル曲「みらい」に合わせ、色鮮やかな花火を畳みかけるように打ち上げて大会を締めくくった。
初日は約1,200人が民謡踊り流し
三条夏まつりは7月31日に開幕。天候不順のため「凧と凧ばやし踊り」は中止になったが、夜には天気が回復し、本町通りを中心に市民民謡踊り流しが予定通り行われた。
そろいの浴衣や法被に身を包んだ約1,200人が、三条民謡保存会の地方(じかた)の演奏と歌に合わせて「三条音頭」と「三条おけさ」を踊り流した。初日の踊りと2日目の大花火で三条の夏を盛り上げ、第22回のまつりは幕を閉じた。
