新潟県燕市の合併20周年を記念した夏まつりのフィナーレイベント「みんなでつくろう燕デジタル花火大会」が23日、燕市役所で行われ、アニメーションの花火映像とともに、市民が描いた絵が夜の市役所庁舎の壁面を彩った。
燕市合併前の燕、吉田、分水の3市町は、それぞれ夏まつりで花火大会を開いていた。合併後は3地区合同の花火大会を、3地区の会場を持ち回りで開いてきた。
しかし、吉田地区の順番となった昨年は、打ち上げ場所となる市役所南側の田んぼに花火の殻が落ち、稲刈りの障害になることなどから、初めて花火に代えてプロジェクションマッピングを行った。
ことしも同様に花火の打ち上げを見送り、代わりに市民が描いた絵をアニメーションにして、市役所壁面にデジタル花火として投影する形にした。
夕方から飲食を提供するテントが並び、和太鼓演奏やファイヤーパフォーマンスのあと、午後7時にカウントダウンを行って上映を開始。午後9時まで映像を繰り返し上映した。
映像では、国上山を背景に次々と花火が打ち上がり、花火が開くと、そこから市民が描いた絵が飛び出す趣向。市民から募集し、子どもたちなどから寄せられた絵は300点余りで、花やリボン、猫、屋台、燕市のキャラクター「桜咲ユメ」などが次々と現れた。
来場者は昨年より少なめで、スタート時点で約600人。今の時期としては過ごしやすい陽気のなか、絵を応募した市民は自分の作品を探したり、芝生の上に座ったりして、のんびりとデジタル花火を楽しんでいた。
