燕市教育委員会は21日、市役所つばめホールで「令和8年度 Jack&Bettyプロジェクト海外派遣事業 親善大使出発式」を開き、オーストラリアに派遣する市内中等教育学校3、4年生と中学生7人を激励した。親善大使は7月31日から8月7日までの5泊8日の日程でシドニー周辺を訪れ、ホームステイや現地校での交流、燕市の魅力を英語で紹介するプレゼンテーションなどを行う。
今年度の親善大使に選ばれたのは、燕中等教育学校3、4年生6人と分水中学校3年生1人の計7人。いずれも昨年12月の英語スピーチコンテストなどを通じて選抜された。
出発式では小林靖直教育長が「できるだけ日本語を使わず、積極的に英語でコミュニケーションを取ってほしい。現地で自分から話すことで英語への自信がつき、世界が広がる。10日後には充実した表情で帰ってきてほしい」と期待。「貴重な経験を後輩たちにも伝え、来年以降の挑戦につなげてほしい」と呼びかけた。
来賓を代表して燕市国際交流協会の星野光治会長は、自身の海外経験を振り返って「言いたいことを伝えられなかったことを今でも後悔している。失敗を恐れず、どんどん話してほしい。積極的に挑戦した経験は一生の財産になる」とエールを送った。
親善大使7人は一人ずつ英語と日本語で留学中の目標を発表。「現地の人と積極的に会話したい」、「原稿を見ずにプレゼンテーションをしたい」「英語力を伸ばしたい」。「燕市の魅力を多くの人に知ってもらいたい」など、それぞれの決意を話した。
続いて、現地で披露する英語の燕市PRプレゼンテーションを披露。市章の由来や金属加工産業、コシヒカリや本町きゅうりなどの特産品、学校生活、国上山やおいらん道中などの観光資源を紹介し、「燕市を訪れてほしい」と英語で呼びかけた。
最後に佐野大輔市長が「皆さんには燕市をPRする全権を託します。失敗を恐れず、まずはチャレンジしてほしい」と激励。「6日間はあっという間。うまく話せなかったと後悔するより、まず一歩踏み出してほしい。体調を万全に整え、支えてくれる家族への感謝も忘れず、かけがえのない経験にしてほしい」と送り出した。
派遣団は7月31日に燕三条駅を出発し、羽田空港からシドニーへ向かう。滞在中はホームステイを中心に、現地小学校での交流や英語研修、燕市紹介プレゼンテーション、シドニー市内研修などを行い、8月7日に帰国する。
