角利産業

kenoh.com

ケンオー・ドットコム

燕三条・新潟県央地域のニュース

燕三条のものづくりを東京駅で発信 9日間の「POPUP & SHOWCASE」 商談や製品販売、「はこビュン」活用も

,

広告

JR東日本とドッツアンドラインズ(三条市)、三条市は、15日から23日までの9日間、JR東京駅で「JRE Local Hub 燕三条 POPUP & SHOWCASE in 東京駅」を開く。燕三条製品の販売に加え、首都圏企業などとのビジネスマッチング、工科高校生が燕三条の企業と開発した商品の販売、新幹線を使った即日加工・配送などを行う。

昨年の会場のようす
昨年の会場のようす

東京駅改札内地下1階のイベントスペース「スクエア ゼロ」を会場に、15日は午前11時から午後8時、16日から22日は午前10時から午後8時、最終日23日は午前11時から午後7時まで開く。

2023年に始まり、ことしで4回目。開催期間は過去最長となる。これまでのイベントから名称を変更し、単なる物販にとどまらず、新たなビジネスパートナーや顧客との出会いを生み出す交流、商談の場としての機能を強める。

昨年70件超の商談 商品化につながった例も

ビジネスマッチングでは、金属加工をはじめとする燕三条地域の事業者と、新商品開発やものづくりのパートナーを探している企業や個人をつなぐ。試作品製作、新商品開発、OEM・製造委託、パッケージ制作など幅広い相談に応じる。

昨年の商談のようす
昨年の商談のようす
昨年の商談をきっかけに製品化された美容器具「カッサ」
昨年の商談をきっかけに製品化された美容器具「カッサ」

昨年は70件を超える商談が行われ、商談をきっかけに美容器具の「カッサ」が商品化された。商談は事前予約を推奨しているが、当日、会場スタッフに申し込むこともでき、参加は無料。

物販では、燕三条地域で作られた包丁、爪切り、スプーンやフォークなどのカトラリーを販売する。磁器、ステンレス、鎚起銅器のいずれかのおちょこ1個と、新潟県内の酒蔵の日本酒50ミリリットルを組み合わせたカプセルトイ「ポンポン酒」も登場。昨年は1,000個以上を売り上げた人気商品で、ことしは新しいロゴデザインのおちょこも期間中に発売する。

昨年は1,000個以上を売り上げたカプセルトイ「ポンポン酒」
昨年は1,000個以上を売り上げたカプセルトイ「ポンポン酒」

都立工科高校生と燕三条企業がタンブラー開発

東京都立工科高校の生徒を対象にした「ものづくり人材育成プログラム」で生まれたタンブラーも販売する。

ことしは都立荒川工科高校と都立町田工科高校の生徒計12人が参加。8月に燕三条を訪れ、せきかわ工芸で絞り加工、NK熔接で溶接、S・P・Iで研磨・ブラスト、ほしゆうでパッケージ製作などを体験した。

東京都立工科高校の生徒を対象にした「ものづくり人材育成プログラム」で生まれたタンブラーも販売
東京都立工科高校の生徒を対象にした「ものづくり人材育成プログラム」で生まれたタンブラーも販売

既存のタンブラーを題材に、生徒自身がコンセプト、カラー、ロゴ、パッケージを考案した。ものづくりから販売までを一貫して経験する実践型のプログラムで、19日には生徒が東京駅の会場に立って商品説明も行う。

燕三条で加工してその日のうちに東京駅へ

15日から18日は、JR東日本グループの列車荷物輸送サービス「はこビュン」を活用した販売も行う。

会場で午後2時までに対象製品を注文すると、希望する画像や文字などのマーキング加工を施し、同日午後7時以降に東京駅の会場で受け取れる。新幹線の速達性を生かし、燕三条での加工から東京での受け渡しまでをその日のうちに行うという試みだ。

「はこビュン」を活用して販売する商品
「はこビュン」を活用して販売する商品

対象はチタンプレート、磨きタンブラー、ウェーブチタンタンブラー、コリンズタンブラーで、1日10点限定。データサイズなどによっては当日中に受け取れない場合がある。郵送も対応する。

このほか、三条市が「JRE MALL ふるさと納税」の返礼品を紹介し、キッチン用品やネイルケア用品、包丁、アウトドア用品などを通して三条のものづくりをPRする。

10月1日から4日まで三条市、燕市と周辺地域の158カ所で開かれる「燕三条 工場の祭典2026」の情報発信も行う。

「JRE Local Hub 燕三条」は2023年2月、燕三条駅改札外2階に開業した地方創生型ワークプレイス。「燕三条こうばの窓口」を併設し、地域の120以上の工場とのビジネスマッチングや商品開発支援、人材育成などを行っている。

今回の東京駅でのイベントを通じ、ものづくりだけでなく、販路開拓、人材育成、物流、広域連携まで含めて首都圏と燕三条を結ぶ地域共創を進める。

広告