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9月6日は「96[KURO]の日」 金属の黒染めを「味わう」2日間限定カフェ

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65年以上にわたって金属の黒染め加工を手がける株式会社テーエム(新潟県三条市金子新田、渡辺竜海代表)は5、6の2日間、三条ものづくり学校で、自社ブランド「96[KURO]」と同校内のカフェビストロ「0256(ゼロニィゴォロク)」がコラボレーションした「96[KURO]カフェ」を開く。黒染めのカトラリーや器と、「黒」をテーマにした料理やスイーツを組み合わせ、ものづくりの技術を食と空間を通して味わってもらう。

「96[KURO]」とカフェビストロ「0256」がコラボレーションした「96[KURO]カフェ」
「96[KURO]」とカフェビストロ「0256」がコラボレーションした「96[KURO]カフェ」

竹炭の黒いカレー、黒から赤へ移ろうパフェ

三条ものづくり学校1階106号室に店を構える「0256」と組み、96[KURO]の器やカトラリーを使った限定メニューを5品を提供する。

フードは「黒の温もり 魚介の欧風カレー」(1,890円)。魚介のうま味を溶け込ませた欧風カレーに、竹炭で炊いたバターライスを合わせ、皿の上を深い黒で統一する。インド由来のスパイスカレーをベースにフランス料理の製法を取り入れ、まろやかさと奥深いコクを持たせる。

「96[KURO]カフェ」

スイーツも黒染めの世界観を料理で表す。「ベリーの記憶 グラデーションパルフェ」(1,944円)は、木苺と白ワインのジュレ、竹炭ホイップ、焙煎黒胡麻ジェラートなどを重ね、漆黒から鮮やかな赤へ移ろう色彩で「時を重ねて紡がれる記憶」を表現する。

「時をかさねる 三層のコーヒーゼリー」(972円)は、深煎りコーヒーゼリー、キャラメルパンナコッタ、ミルクムースを重ね、黒から白へ変化する三層仕立て。日々の暮らしのなかで深まる愛着や思い出をイメージした。

さらに96[KURO]のカトラリーそのものをプレートに見立てた「ひとさじに佇む 3つの黒いプティフール」(1,080円)では、木苺マカロンを合わせた黒いモンブラン、生チョコレート、すりごまとエスプレッソが香るティラミスの3品を一口サイズで提供する。

「96[KURO]カフェ」

「黒に映る、記憶の温もり」(1,836円)は、桃のタルトとシャインマスカットを漆黒のフィアンティーヌで包み、ラズベリーソースやピスタチオ、黒いクッキーを合わせたデザートで、ブランドのメッセージそのものを一皿に仕立てた。

9月6日を「96[KURO]の日」に

テーエムは1960年創業。鉄やステンレスの表面を化学反応によって黒くする「黒染め」を主力に、防錆や光の反射防止、美観向上などの表面処理を行っている。

黒染めは、塗料を塗るのではなく、金属を専用の液に漬けて加熱し、表面に黒い酸化被膜を形成する加工。素材や気温によって仕上がりが変わり、均一ではない色むらや質感、使い込むほどに変わる風合いも特徴になる。テーエムでは、その「味のある美しさ」や温度感のある黒を96[KURO]の商品に生かしている。

「96[KURO]カフェ」

2018年には黒染めを広く知ってもらおうと自社ブランド「96[KURO]」を立ち上げ、カトラリーやカップなどのテーブルウエアを展開してきた。

「黒染め」を加工技術から食体験へ

ブランド名の「96」にちなみ9月6日を「96[KURO]の日」としている。ブランド設立8周年のことしは、「黒に映る、記憶の温もり」をコンセプトに、使い込むことで色や質感が変わる黒染め特有の経年変化を、製品だけでなく食事やスイーツでも表現しようと初めて期間限定カフェを企画した。

「96[KURO]カフェ」

同社ではカフェを通じ、黒染めそのものを知ってもらうとともに、「ものづくりの街がたくさんの加工技術によって成り立ち、支えられていることも知ってほしい」としている。

開催は5日(土)午前11時半から午後8時、6日(日)午前11時半から午後5時。Webでの事前予約分の席は満席になっているが、当日席を用意している。問い合わせはテーエム(0256-33-1200)。

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