(株)グリーンライフ(新潟県三条市南四日町3・外山裕一代表取締役社長)は27日、昨年に続いて気温が高い時期の学校の屋外活動で熱中症対策に役立ててほしいと、希望した三条市内の小中学校に合わせてポータブル電動ミストファン(店頭価格約1万円)25台、20mの園芸ホースリール(同約5000円)25台を寄贈した。
27日、三条市役所で寄贈式が行われ、外山社長が滝沢亮市長に寄贈品の目録を手渡した。
同社は1977年設立。エクステリア、園芸、DIY用品の企画から開発、販売までを自社で一貫して行い、暮らしに合わせたアイデア商品を数多く展開している。
電源も水道も不要、置き場所を選ばないミストファン
小中学校へのミストファンやホースリールの寄贈はことしで3年目。今回、寄贈したポータブル電動ミストファンは昨年、寄贈した電源式のミストファンからさらに使い勝手を高めた商品だ。
昨年のタイプは電源やホースを接続する必要があり、設置場所が限られたが、今回はバッテリー式でタンクに水を入れて使うため、電源や水場が近くになくても使える。
外山社長は、先週、嵐南小学校のチャレンジ走を見に行った際、走り終えた児童がミストファンに顔を近づけて涼む姿を目にした。「贈らせていただいてよかったなという気持ちでいっぱい」と話した。
バッテリーは風だけなら最大12時間、ミストを出しながら強風で使っても3、4時間ほど稼働する。タンクの水もその間、ミストとして出続ける。午前中いっぱい使い、給水して午後の授業や活動に使うといった運用ができる。
打ち水文化の復活にも期待
ミストファンは、学校行事だけでなく、テントの下や屋外作業、キャンプ、バーベキューなどにも使いやすい。風を送るだけの使い方もでき、ライトも備える。
外山社長は「ミストアイテムがもっと充実していけば、夏の電気代や資源の節約にも貢献できる。古来からの打ち水文化の復活を、私どものアイテムでさせていただきたい」。周辺の気温を下げてからエアコンを使うことで、節電や資源の節約にもつながるとした。
5月から30度を超える日も珍しくなくなり、運動会やマラソン大会など屋外で活動する児童生徒の暑さ対策は年々、重要になっている。滝沢市長は、毎年の寄贈に感謝し、「三条の子どもたちのためにありがたく、助かっている」と礼を述べた。
花壇や野菜の栽培にも役立つホースリール
あわせて寄贈した園芸ホースリールは、学校の花壇や児童生徒が育てる野菜の水やりに使う。ノズルを新しくし、花や苗を傷めにくい柔らかいシャワーが出るようにした新商品。水の勢いが強すぎて花や野菜を傷めることを防ぎ、学校園や教材園での活用が見込まれる。
外山社長は「会社の本拠地である三条で、地元貢献は前々から何かでしたいと思っていた。喜んでくれる子どもたちがいてうれしい。来年もまた、もっといいものを目指して頑張りたい」と話していた。
