21、22の2日間、三条市漢学の里「諸橋轍次記念館」で第一回諸橋轍次博士記念漢詩大会が開かれ、22日は公募した漢詩の受賞者らが池のほとりに席を並べ、酒をたしなんで漢詩を読む流觴曲水(りゅうしょうきょくすい)の風雅を楽しんだ。
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22日、三条市漢学の里「諸橋轍次記念館」で行われた第一回諸橋轍次博士記念漢詩大会の流觴曲水 |
下田村(今の三条市)に生まれ、三条市の名誉市民ともなっている漢学者、諸橋轍次(1883-1982)の業績を顕彰し、漢字文化の振興を図る拠点にと初めて開かれた。
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杯を干す全日本漢詩連盟の石川会長 |
21日は全日本漢詩連盟会長の石川忠久(岳堂)さんが「漢詩文と諸橋大漢和」のテーマで講演。22日は表彰式を行い、全国から応募のあった412人の489句のうち、入賞した一般部19、学生部14の計23人を表彰。一般部の受賞者はすべて県外の人で、上は93歳まで。表彰式には遠くは福岡県からも受賞者が訪れた。
表彰式後に行ったのが、流觴曲水。記念館の庭園の池のほとりに受賞者のうち11人が並んで座り、上流から酒や学生向けにジュースを注いだ朱塗りの杯を浮かべて流した。
いちばん下流側の人から順に杯を取って飲み干した。その二巡目までに漢詩をつくり、短冊に書いて読み上げ、古式にのっとって行った。
晩秋の穏やかな陽気に恵まれ、池に浮かんだ杯はゆらゆらと水面を進んだ。和歌などでも流觴曲水の行事が知られるが、実際に行われることは珍しく、全国から集まった百人近い漢詩ファンは「これはいいね~」、「いい日に恵まれた」とユニークな趣向を満喫していた。流觴曲水で詠んだ詩は次の通り。敬称略。
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