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三条市下田地区・牛野尾谷五カ会が初めて「よってげ邸雪祭り」開催、住民の過半数270人が参加

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三条市下田地区の牛野尾、濁沢、早水、葎谷、遅場の5つの自治会でつくる牛野尾谷五カ会(吉田進一郎会長)は24日、三条市農業体験学習施設「よってげ邸」=三条市早水=で同施設開設15周年記念イベント「よってげ邸雪祭り」を開き、雪のなかでかまくら作りやもちつき大会を行って地域間の交流を深めた。

24日、開かれた牛野尾谷五カ会の「よってげ邸雪祭り」

24日、開かれた牛野尾谷五カ会の「よってげ邸雪祭り」

雪祭りは午後1時半に開会。同地区には500人近くが暮らすが、その半分を超す子どもからお年寄りまで約270人が参加。同施設駐車場には除雪した雪を積み上げて長さ20メートルはあるすべり台を設置。そして高さ3メートル余りの雪山を使ってかまくら作り。体育館ではもちつき大会やゲーム大会。そして夕方からは「よってげ邸」前の道路約1キロにわたって200本のろうそくを点灯し、3寸、5寸の打ち上げ花火25発でフィナーレを飾った。

かまくらで過ごす家族

かまくらで過ごす家族

付近の積雪は1.2メートルの銀世界。時々、雪が舞う天気だったが、子どもたちは寒さを気にせず、滑り台をタイヤのチューブやスノーボートで繰り返し滑っていた。

4つのかまくらの中では、菓子を食べながら「あったかいね」と静かに楽しむ親子、日本酒片手にごきげんなお父さんたちと、それぞれに雪とふれあった。

また、同地区は三条市の販売するミネラルウオーター「千年悠水」を採取する地区。もちつき大会では、その水を使って生産したコメ60キロを石うすなどを使ってつき、雑煮、きな粉、あんこで味わった。会場では赤ちゃんからお年寄りまで数世代の参加者の笑い声が絶えず、雪、コメ、水など同地区ならではの冬の一日を楽しんだ。

石うすでもちつき大会

石うすでもちつき大会

「よってげ邸」は、森町小学校との統合で平成4年に廃校となった早水小学校を活用した施設。日帰り、宿泊で利用でき、学校やクラブ、団体などが合宿や研修会などに利用している。

地域の人たちでつくる管理組合が管理し、地区外から訪れる人たちとの交流の場にもなっており、開設から15年目を迎えたのを機に、これまで支えてきた地元の人たちへの感謝と、さらに地域の交流を深めようと初めて雪祭りを開いた。

同地区は、大雪の年には積雪3メートルを超えることもある。同会のメンバーらは「雪は大変」ばかりではなく、「雪で楽しいことを」と逆転の発想での雪祭りを計画したとも。

また、今後も同施設を通じて子どもたちにさまざまな体験をさせてあげたいと言い、今回の花火打ち上げも「遠くの花火を眺めるのではなくて、目の前で上がる腹にひびく花火を体験してほしいという思い」。ただ、「この時期は雪崩が起きたら大変なので」と、大きな尺玉は上げられないんだと笑っていた。

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