生け花の小原流長岡支部は24、25の2日間、三条市中央公民館で「花の輪・人の輪ーみんなの花展 いけばな小原流三条地区展」を開き、新緑や色とりどりの花を生けた会員の作品を展示している。
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24,25の2日間、三条市中央公民館で開かれている「花の輪・人の輪ーみんなの花展 いけばな小原流三条地区展」 |
小原流は、池坊、草月流と並ぶ生け花の3大流派のひとつ。19世紀末、小原雲心が皿のような花器に花を盛るように生ける「盛花(もりばな)」という新形式の生け花を創始、近代生け花の道を開いたことに始まる。「盛花」と花瓶に挿す「瓶花(へいか)」という2つのスタイルが基本になっている。
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三条凧合戦の六角巻凧をモチーフにした作品 |
三条市内での同支部の花展は、三条地区の田中草春代表=三条市本町6=の社中展としては開いているが、三条市と見附市の会員合同の地区展として開くのは2005年5月から3年ぶり。古典的な作品から現代的なアレンジ風など、会員が1人1展ずつ個々に生けた作品30点余りと、三条地区や長岡支部青年部の合作など合わせて約35点を展示している。
合作では三条、見附とも、それぞれのまちの凧合戦を前に「凧」をイメージした作品もあり、うち1点は昭和33年ころの三条の凧合戦に旧鍛治町の子どもたちが揚げていたという六角巻凧を装飾。江戸時代の絵画の構図を取り入れた琳派(りんぱ)調で、壁面にかけた凧の下に赤松を寝かせ、埴輪(はにわ)を置いてかすみをかけるようにし、カキツバタやアジサイ、カエデなどを入れた古典的な作品だ。
ほかにも、小原流独特の自然の風景を切り取ったような写景挿花(しゃけいそうか)など、さまざまな手法で植物本来の美しさを生かした作品が並ぶ。会場内は新緑やシャクヤク、クレマチス、ヒメサユリなどの花が静かに美しく生けられており、花の香りもあってか、そこだけ空気が違うようなさわやかさだ。2日間とも午前10時から午後5時まで、入場無料。


