角利産業

kenoh.com

ケンオー・ドットコム

燕三条・新潟県央地域のニュース

7・13水害からちょうど4年の13日、三条市・五十嵐川の破堤地点で県三条地域振興局が黙とう

広告

7・13水害からちょうど4年となった13日、新潟県三条地域振興局は五十嵐川左岸、三条市諏訪地内の破堤地点で、ことしも水害の犠牲者に黙とうをささげた。

三条市諏訪地内の五十嵐川の破堤地点で黙とうを行う県三条地域振興局

三条市諏訪地内の五十嵐川の破堤地点で黙とうを行う県三条地域振興局

大宮誠局長、常山哲五十嵐川改修事務所長など8人と地元住民2人の10人が、決壊現場に立ち、4年前に堤防が決壊した時刻の午後1時15分に五十嵐川の方向を向いて黙とうをささげた。

4年前のこの日は、明け方から土砂降りだったが、それとは正反対の抜けるような快晴。気温も午後1時では30.5度(三条市消防本部観測)の真夏日で、立っているだけで汗が噴き出す猛暑となった。

今も破堤現場周辺では河川改修工事が続く

今も破堤現場周辺では河川改修工事が続く

大宮局長はあいさつで、9人の尊い命と多くの財産が失われた7・13水害と同じようなことが2度と起きないよう、全力を挙げて安全と安心な地域や県民の暮らしを目指して頑張りたいとし、「私どもの決意を新たにした」と誓った。

黙とうに訪れた地元の五十嵐五郎さん(78)=三条市曲渕2=は水害のとき、自宅が1.5メートルを超す高さまで水につかった。夫婦で月岡小学校に避難し、夜中に厚生福祉会館にバスで移動して一夜を明かした。その後も避難所生活、そして仮設住宅で1年半生活し、今は補修した自宅に戻った。

この4年間は「無我夢中だった」と振り返り、「大水害は二度と遭いたくない」。また、「まとまった雨が降れば心配だが、ことしは大雨がないから。降らないと、ドカンと豪雨が来そうで、またそれも心配」と梅雨時に常に頭の隅にある不安を話していた。

三条市は毎年、庁舎内の放送で呼びかけて職員や来庁した市民らが黙とうをささげていたが、ことしは日曜だったことから放送は行わず、国定勇人市長は登庁し、午後1時15分に市長室で佐藤和夫副市長、土田荘一建設部長と3人で黙とうした。

長岡市中之島支所のに設けられた献花台の12日夕方の様子

長岡市中之島支所のに設けられた献花台の12日夕方の様子

また、同じ7・13水害で3人が犠牲になった長岡市中之島地区でもこの日、中之島支所で献花と黙とうが行われ、刈谷田川の堤防が決壊したのと同じ午後0時52分から市長や地域政策監らが参列して1分間の黙とうをささげた。

中之島支所には、11日からテントを張ったなかに献花台が設けられた。テーブルには亡くなった3人の名前を掲げ、前日12日にはその前に献花が並び、奥には地域の人たちが折ったおびただしい数の千羽鶴が下がり、犠牲者を悼んでいた。

広告