丸井今井邸保存会は20日夜、三条市丸井今井邸で「緑陰・リコーダーコンサートの夕べ」を開き、30人余りが訪れてリコーダー演奏集団「ザ・タテブエ」(上杉健吾代表)の演奏に耳を傾けた。
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丸井今井邸で開かれた「緑陰・リコーダーコンサートの夕べ」 |
同保存会主催の行事は展示が多く、コンサートは珍しく、夜に開くことも少ない。門から玄関まで足元を照らす小さなキャンドルを並べて客を歓迎し、庭のタケやウメの青々とした自然が涼を運んだ。
会場は1階の2間続きの8畳の和室で、障子やふすまを取り払い、ひろびろとしたコンサート会場ができあがった。
「ザ・タテブエ」は、昭和40年代に発足し、地元の小学校教諭や元小学校校長も含む加茂市や三条市の20歳代から60歳代の8人がメンバー。この日は上杉代表と樋熊三津男さん、皆川昌雄さん、羽賀真衣子さん、片桐洋子さんの5人が出演した。
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丸井今井邸の庭にあかりとリコーダーのやわらかな音色がこぼれる |
小学校での音楽で習う縦笛がリコーダー。だれでもなじみのある楽器で、小学校で使うのはソプラノ。コンサートでは中学校で使われるアルトや、ソプラノより上の音域のソプラニーノ、アルトより下の音域でサイズも大きなテナーやバス、グレートバスなども駆使し、リコーダーだけとは思えない幅の広い豊かなアンサンブルを聴かせた。
観客は丸井今井邸に優しく響くリコーダーの音色を静かに聴き、暑さを忘れて静かな夏の一夜を過ごしていた。


