三条市は、26日開かれた市議会の河川改修事業等調査特別委員会(西沢慶一委員長・15人)で、7・13水害による五十嵐川災害復旧助成事業に伴う4橋の架け替え工事の完了予定が、当初計画した今年度末の来年(平成21年)3月から、最大で9カ月遅れの同12月へと大きく遅れることを明らかにした。
![]() |
|
26日開かれた市議会の河川改修事業等調査特別委員会 |
架け替えの4橋のうち、一新橋、御蔵橋はすでに供用を開始。工事中の残る常盤橋は来年9月、嵐川橋は同12月に供用開始が遅れるスケジュールを示した。
同事業は、平成16年度から5カ年の計画で平成20年度末、来年3月の完了を目指していたが、実質約4年間の工期で4本の橋を架け替えるのは、当初から時間が足りず、難しいと見られていたため、完了時期は柔軟にとらえていた。
完了予定まで残り7カ月。工事に新たな問題や障害が発生したわけではないが、やはり当初の計画より工事が遅れているため、工期を延長して供用開始を遅らせることにした。この日の委員会では、新たな架け替えのスケジュールの変更などを説明して理解を求めた。
委員の西川重則市議は、嵐川橋について嵐南側は幅員が狭いうえに交通量が多く、地元住民は工事完了までと不便を我慢しているが、12月の供用開始はあまりに時間がかかり過ぎるため、その間の交通渋滞の緩和などを求めたのに対し、市の五十嵐川・刈谷田川改修対策室長は警察と協議して対策を考えるとした。
また、新たに示したスケジュールは最も遅くなったケースを想定しており、それより遅くなることはなく、今後もできるだけ早い完了を県に要請していくとして、理解を求めた。
阿部銀次郎市議は、6月に完成した御蔵橋は橋の中央が高く、急な坂になっているため、冬の路面凍結によるスリップ事故の心配をただした。これについては、御蔵橋の傾斜は左岸(嵐南)側で約6%、右岸(嵐北)側で約8%あり、これまで左岸側から引いた水を右岸側の消雪パイプで流していたが、新たに右岸側に井戸を掘って対応、橋の上はこれまで通り融雪剤で対応するとした。
このほか委員会では、刈谷田川、信濃川の災害復旧事業などの進ちょく状況、今後の工事予定なども説明した。


