燕市の研磨業者を中心につくる共同受注グループ「磨き屋シンジケート」が研磨したステンレス製コップ「磨き屋myカップ」のテストマーケティングの場になればと、燕商工会議所は夏休み最後の31日、燕市大曲河川公園で音楽イベント「プチロック・フェスティバル'08」を開き、コンサートをメーンに親子で楽しめるワークショップ、そして「磨き屋myカップ」の限定販売などを行う。
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31日、燕市大曲河川公園で開かれる音楽イベント「プチロック・フェスティバル'08」で販売される「磨き屋シンジケート」が開発したステンレス製コップ「磨き屋myカップ」 |
午前10時から午後6時まで開き、参加無料。コンサートには、奄美ポップスシンガーの安田竜馬さん=鹿児島県・徳之島=をはじめ、DJやロック、アコースティック、レゲエ、テクノ、ソウルなど幅広いジャンルのアマチュアバンドなど10組余りが出演。地元燕市内の会社役員や研磨職人、燕市内の企業と関係のある電子部品メーカーなど、地場産業に関連する人たちも出演する。
ワークショップは、ペットボトルでマラカス作り、大道芸、落書きコーナーなど。子どもたちが遊べる内容で、コンサートにとどまらず、家族連れでも気軽に楽しめるイベントにする。また、クレープ、焼きそば、カレー、ドリンクなどを売る店やハンドマッサージ、占いの店もオープンする。
会場で販売する「磨き屋myカップ」は、紙コップと同じ形状だが、0.5mm厚のステンレス製。底が直径60ミリ、口が同81ミリ、高さ120ミリで容量500cc。外側は手作業で研磨し、仕上げはつや消しとミラーの2種類、合わせて600個を試作したものだ。
つや消しにはピンク、ミラーにはブルーで「eco」の文字をデザインしたロゴなどを印刷しているが、製品化にはノベルティーグッズとしての利用を見込み、変更、名入れできるようにする。
金属臭を取り除く処理もなども施して実用にこだわり、布製のキャリングポーチ付で1個1,500円。会場では先着100個を販売する。
2005年に同公園がオープンしてから初めての音楽イベントとなる。「磨き屋myカップ」を大勢の人から集まってもらってテストマーケティングしようと企画がスタート。「職人技+音楽×自然=地球環境?? 大いなる実験が大曲からはじまる」がサブタイトルにしている。
「磨き屋myカップ」は、紙コップの使い捨てを見直し、地球環境を考えた使い捨てではない紙コップのイメージで開発。洗って何度も再利用するコップ、リユースカップが広がっているが、それをステンレスで作った。いずれは野外イベントや球場での普及に期待しており、「磨き屋シンジケート」を知らない音楽好きな若者の反応も知りたいと、イベントを計画した。
24日まで佐渡市で行われた「アース・セレブレーション2008」のイベント会場でも「磨き屋myカップ」を販売した。200個余りを販売する予想以上の売れ行きで、すでに各地のイベント主催団体などから引き合いがあるという。
製品化後の個人への販売の予定はなく、個人販売は試作品だけ。今回のイベントの次は、9月6、7日と新潟市で行われるイベントで200個を販売して終わる。
小雨決行だが、大雨なら中止。また、会場内ではビールの販売もするが、飲酒運転は絶対にしないよう求めている。


