総合ドライバーメーカー、(株)兼古製作所=兼古耕一社長・三条市塚野目=は、新商品「アネックス・スピードハンドルボールポイントレンチ9本組」で、8月28日から開かれたジャパンDIYホームセンターショウ2008の「DIY新商品&ヒット商品コンクール」で最高賞の経済産業大臣賞を初受賞した。
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ジャパンDIYホームセンターショウ2008の「DIY新商品&ヒット商品コンクール」で最高賞の経済産業大臣賞を受賞した兼古製作所の「アネックス・スピードハンドルボールポイントレンチ9本組」 |
「DIY新商品&ヒット商品コンクール」は新商品部門とヒット商品部門の2部門。同社がエントリーした新商品部門には国内63、海外32の計85点の応募があり、10人の審査員による事前の1次審査とショウ開催日初日28日の最終審査が行われた。
経済産業大臣賞に輝いた同社の「アネックス・スピードハンドルボールポイントレンチ9本組」は、強度、ねばり強さ、硬さに優れた独自の特殊合金鋼を素材に、高精度の社内一貫生産による最高品質レベルのボールポイント六角レンチ。対辺1.5mmから10mmの9本組で税抜き価格8,500円。
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「ネジキャッチ(樹脂)」オールポイント部に埋め込まれた樹脂がネジをキャッチ |
安定した早回しができる「スピードハンドル」付きで、さらに対辺1.5と2mmの極細サイズは平らなところに置いてもつまみやすい「キャッチグリップ」付きで、L型ボールポイントレンチでは世界初の機能。その樹脂には同社のドライバーのグリップなどにも採用する滑りにくいエラストマー樹脂を使った。
3日に同社で兼古社長、兼古義明専務、野崎祥二開発課長の3人が出席して経済産業大臣賞受賞報告の記者会見を行い、兼古社長は「まさか最高位とは思っていなかったのでびっくりしたが、ありがいこと」と受賞を喜んだ。
同社では20年余り前から、DIYショウに出展して同コンクールにもエントリーし、2002年に上から2番目の経済産業省製造局長賞、1999年に金賞、2003年に銀賞などを受賞している。三条市内のメーカーの経済産業大臣賞受賞は、過去10年間では1998年の涌井製作所、1999年の角利産業以来、9年ぶり。
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兼古製作所の記者会見、左から野崎開発課長、兼古社長、兼古専務 |
同社が六角レンチの製造はに本格的に取り組んだのは最近。業界では後発メーカーだけに、差別化した商品でアピールしなければと開発したのが、今回の受賞作だ。兼古社長は、「工具は成熟しきった商品だが、小さく細かい“革新的”を積み重ね、トータルとして新しい商品を開発する」と話し、差別化のポイントを紹介した。
さらに、同社の製品は、これまではホームセンターや建築金物店向けの商品が多かったが、六角レンチの開発は機械工場向けの新しい販路確立のための商品開発でもあると言い、今後の展開に期待している。
「アネックス・スピードハンドルボールポイントレンチ9本組」は、7月1日の発売以来、用意した500セットをすでに販売しており、初年度は1,000セットの販売を見込む。ほかに、各サイズ単品での販売や今後は同シリーズ商品も発売する。



