三条・燕・西蒲仏壇組合(石田宣一理事長・12会員)は16日、「伝統工芸」を学習する三条市立西鱈田小学校(米山俊彦校長)の4年生の授業に講師として参加し、児童から伝統的工芸品「三条仏壇」製造の技術を体験してもらった。
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三条市立西鱈田小学校4年生に三条仏壇の製造体験を指導する三条・燕・西蒲仏壇組合の職人、金ぱくの説明を聞く児童 |
同組合は、10年以上前から三条市内の小学校のうち数校で「伝統工芸」の授業に参加。仏壇の製造工程の体験などを通して、国の伝統的工芸品に指定されている「三条仏壇」や伝統工芸への理解を深めてもらっている。
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蒔絵の体験 |
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くぎのタガネでネームプレート作りで金具職人の技 |
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木地の工程の技術で額縁づくり |
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もうすこしで完成 |
同校では、社会で伝統工芸を学ぶ4年生45人の授業に参加。仏壇を作るには、木地、彫刻、金具、金箔(きんぱく)、蒔絵(まきえ)の5種類の職人の「5職」が必要で、この日は、彫刻を除く同組合の職人5人が同校を訪れた。
授業は午前9時半から2時間。三条仏壇の歴史やそれぞれの職人の技術を紹介したあと、仏壇づくりの4つの技術を体験できる飾りを児童から製作してもらった。
はがきくらいの大きさの黒いアクリル板に、蒔絵と金箔で好きな絵を描き、くぎを使わない木地の技術で作った額に入れ、銅板にくぎのタガネで彫金したネームプレートを額につけた。児童は、のみや金づち、彫刻刀、タケ製の金ぱくを張るはしと、いろいろな道具を使って完成させた。
児童は、本来なら4人の職人で手掛ける工程に、ひとりで挑戦。「先生!これでいいですか?」と、職人の先生に積極的に質問。ただ、核家族化が進んでいるせいか、「仏壇て何?」と首をかしげる児童に、職人が驚く場面もあった。
金箔張りの工程では、ぴかぴかと輝く金ぱくの取り扱いに「緊張する~」。金ぱくは、約10センチ四方で0.1ミクロンの薄さだ。
児童は息を殺して金箔を専用のはしで受け取ったが、ふわふわして思うように張れずに苦戦。「これで、いくら?」と質問したり、金ぱくを食べて「味はしないね」と目を輝かせたり。「(製作体験のなかで)いちばん難しい!でも楽しい」、「金ぱくの仕事をしてみたい」と話す児童もいた。
ほかの工程でも、児童たちは職人の説明を真剣に聞いて作業に熱中。「簡単そうにみえたけど、意外と難しい」と、手本を見せてくれる職人の技に感心していた。





