合併して初めての第1回三条市美術展(市展)の審査が10日、展示会場の三条市体育文化センターで行われ、6部門で各部門1点の最高賞の市展賞から、三条市名誉市民の名を冠した市展賞に準じる特別賞3賞、奨励賞や新潟日報美術振興賞など入賞作品を決めた。
旧三条市は市展、旧栄町は町展を毎年恒例にしていたが、合併で統一し、あらためて全市の第1回展として開く。昨年は7・13水害で中止し、2年ぶりの市展となる。
応募作品は部門別で、日本画45、洋画45、彫刻11、工芸35、書道86、写真115の計337点。旧三条市展は1人2点まで応募できたが、今回は1人1点だけ。それでも栄地区、下田地区の応募が加わったこともあり、前回の旧三条市展の266人、303点の応募より71人(26.7%)、34点(11.2%)上回った。
また、陶芸や水墨の応募が増え、量とともに作品の幅も広がっている。
今回は、日本画の岩田正巳賞、工芸の鶴巻三郎賞、写真の渡辺義雄賞と、それぞれ美術界で活躍した三条市の名誉市民3人の名を冠した賞を創設。最高賞の市展賞に準じる扱いとし、各1点を決めた。
審査ではほかに各部門1点の市展賞6、奨励賞に日本画3、洋画4、彫刻2、工芸2、書道6、写真6の計23点、新潟日報美術振興賞に各部門1点の計6点を決めた。
市展は15日から19日まで三条市体育文化センターで開く。午前9時から午後6時まで、最終日の19日は午後3時半まで。入賞者は次の通り。敬称略。
| 部門 | 作品 | 作品名 | 名前 | 住所 |
| 日本画 | 海を望む菩提寺 | 柳下恭子 | 北新保2 | |
| 洋画 | 冬日 | 木口操志朗 | 桜木町 | |
| 彫刻 | 新成人 | 長谷川朝子 | 島田3 | |
| 工芸 | 流雲 | 泉二三子 | 北入蔵3 | |
| 書道 | 人中龍 | 金子嵐川 | 長岡市 | |
| 写真 | 命懸け | 新飯田茂雄 | 曲渕3 |
| 部門 | 作品 | 作品名 | 名前 | 住所 |
| 日本画 | ■岩田正巳賞 | |||
| 絆 | 山崎正義 | 渡前 | ||
| 工芸 | ■鶴巻三郎賞 | |||
| フェルパート(静かな) | 山井敏彦 | 見附市 | ||
| 写真 | ■渡辺義雄賞 | |||
| 舞込(三条っ子たち) | 関根聡 | 西裏館 | ||
| 部門 | 作品名 | 名前 | 住所 |
| 日本画 | 耐樹 | 高井千鶴 | 西大崎2 |
| 樹 | 加藤一代 | 弥彦村 | |
| 萌える | 小林久美子 | 鶴田2 | |
| 洋画 | 霜降る頃 | 北原雅夫 | 本町2 |
| どんなデザインにしようかな | 川村八重子 | 横町1 | |
| 土蔵 | 牛膓恒夫 | 石上2 | |
| 悠かなるアンコール | 筧良枝 | 帯織 | |
| 彫刻 | 希望(輝く未来に向けて) | 捧徳弘 | 一ノ門2 |
| 成年 | 大島政代 | 桜木町 | |
| 工芸 | なごみ | 椛澤伸治 | 東三条2 |
| 小春日和 | 高橋千枝子 | 石上3 | |
| 書道 | 高青邱詩 | 石田凱風 | 大島 |
| 七言二句 | 米山春麗 | 西大崎2 | |
| 秋の里 | 川口紫芳 | 興野3 | |
| 臨論經書詩 | 中村彩香 | 三条東高校 | |
| 真契 | 五十嵐太山 | 燕市 | |
| 五言律詩 | 今井光風 | 西鱈田 | |
| 写真 | ハイ ポージュ | 金子武 | 一ノ門1 |
| 春のナザレ | 梨本清一 | 東本成寺 | |
| 火渡り | 竹之内勝雄 | 上須頃 | |
| 暁 | 佐藤尚康 | 東大崎1 | |
| 桜の下で | 西潟幸子 | 高岡 | |
| 入魂の一打 | 淡路行雄 | 上須頃 |
| 部門 | 作品名 | 名前 | 住所 |
| 日本画 | 本成寺鐘楼 | 土田菊一 | 横町1 |
| 洋画 | 朝市 | 有本幸介 | 嘉坪川1 |
| 彫刻 | 還暦 | 吉田忠弘 | 塚野目5 |
| 工芸 | 幼き頃の思い出 | 鍋島豊子 | 柳川新田 |
| 書道 | 生の本質 | 戸田悠香 | 三条高校 |
| 写真 | 里山の秋 | 荒井喜一 | 下保内 |
