国が定める12月3日から9日までの「障がい者週間」に合わせて新潟県燕市は12月5日(土)、屋内こども遊戯施設「うさぎもちハレラテつばめ」(燕市大曲)を特別に貸し切り、重症心身障がい児や医療的ケア児、そのきょうだい児と家族が周囲を気にせず思いきり遊べるイベントを初めて開く。

障がいのある子どもも、きょうだいも一緒に遊べる機会に
2025年9月にオープンした「うさぎもちハレラテつばめ」で初めての貸し切りイベント。市内の事業者や重症心身障がい児育児サークル「つうぃんくる」、重心児多機能型事業所「ロンディーネの杜」と協力して開く。
午後2時から4時まで開き、対象は重症心身障がい児や医療的ケア児、そのきょうだい児と家族で、市内在住者または協力団体に所属・通所している人。参加費は無料。
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当日は施設の一部を利用者に合わせたレイアウトに変更し、障がいのある子どもたちもゆったりと安心して遊べる環境を整える。また、ボランティアや看護職が子どもたちの見守りやケアを手伝い、保護者がきょうだい児と過ごす時間も確保できるようにする。
普段は施設を利用することが難しい子どもたちに楽しい時間を過ごしてもらうとともに、日常的に見守りやケアにあたる家族にも癒しの時間を提供する。
佐野市長「ご家族の少しでも癒しにつながれば」
佐野大輔市長は27日の定例記者会見で今回のイベントについて、障がいのある子どもたち本人だけでなく、きょうだい児や家族にも目を向けた取り組みだと説明した。
医療的ケアが必要な子どもは、人工呼吸器などを使用している場合、常に見守りが必要になることもある。そのため、保護者が障がいのある子どものケアに時間を割かれ、きょうだい児と十分に向き合う時間を確保することが難しい場合もあるという。
佐野市長は、こうした家庭の状況を踏まえ、「今回はきょうだい児の皆さんもそうだが、日頃から常に見守っていかなければいけない家族の少しでも癒しにつながれば」と話し、障がいのある子どもとその家族全体を支えるイベントにしたいとの思いを示した。きょうだい児も存分に楽しみ、家族が一緒に過ごす時間を大切にしてもらう。
当日は、午後2時から4時までの第3、第4クールは一般利用ができない。問い合わせは燕市こども未来課、電話0256-77-8225。
