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虎や猫の迫力ある油彩画からビーズ、人形アートまで多彩な作品ずらり 14日まで「鈴木泰子と友達展」

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新潟県三条市の洋画家、鈴木泰子さん(66)と絵画仲間らによる第13回「鈴木泰子と友達展」が、NPO法人地域たすけあいネットワーク(三条市本町6)の蔵ギャラリーで開かれている。油彩画や水彩画、アクリル画をはじめ、ビーズ、書、お人形アートなどジャンルを超えた多彩な作品が並んでいる。14日(土)まで。

鈴木さんと左から鈴木さんが制作した三条市展で市展賞の「共生」、昨年の二科展入選作の「カモフラージュ夏」、ことしの二科展入選作の「カモフラージュK」
鈴木さんと左から鈴木さんが制作した三条市展で市展賞の「共生」、昨年の二科展入選作の「カモフラージュ夏」、ことしの二科展入選作の「カモフラージュK」

二科展入選作品など多彩なジャンルの作品が並ぶ

鈴木さんが中心となって毎年開いている作品展で、ことしが13回目。もともとは知人との二人展として始まったが、その後、絵画仲間や知人らが参加するようになり、現在の「鈴木泰子と友達展」へと発展した。

今回は絵画だけで大小約30点が集まり、さらにビーズ作品や書、手作りの人形アートなどが加わった。鈴木さんが代表を務める絵画教室「クリムゾン」の仲間を中心に、教室に所属していない作家や外国人の参加もあり、作風も表現方法もさまざまだ。

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鈴木さんは大作3点と小品5点を展示している。大作のうち1点はことしの三条市展の市展賞受賞作品、2点は二科展入選作。市展賞作品は「共生」で、さまざまな動物、昆虫、植物を画面の中に同居させて描き、日本画のような趣も感じさせる。これまで市展賞と奨励賞1回ずつ受賞しており、これで無鑑査となった。

たすけあいネットワークの蔵ギャラリーが会場
たすけあいネットワークの蔵ギャラリーが会場

二科展入選作は、昨年入選のトラをモチーフにした「カモフラージュ夏」と、ことし入選したネコがモチーフの「カモフラージュK」。いずれも100号のカンバスの画面いっぱいに油彩とアクリル絵の具を併用して色彩豊かに描いた迫力あふれる作品だ。

近年は動物を主題とした作品を多く描いている。地球上のさまざまな生き物を題材とした「共生」シリーズの作品もあり、鈴木さんは「地球上の生き物は人間だけじゃなくて、いろんな生き物がいる。もっと虫や蛇なども描き込みたかった」と話す。生き物が大好きで、作品にもその思いを込めている。

また、細かな模様を組み合わせて描く「パターンアート」にも取り組み、ペンと水彩を使った小品など、大作とは異なる表現も紹介している。

50歳ごろから本格的に絵画を始める

鈴木さんは子どものころから漫画家に憧れ、漫画やイラストを描いてきた。50歳ごろに漫画家への挑戦に区切りをつけ、水彩やデッサンなどの基礎から学び直して本格的に絵画制作を始めた。

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仲間たちの作品
仲間たちの作品

当初は美術書などを手本に独学で制作を続け、その後、二科会の指導者から助言を受けるようになった。現在は二科会の同人として毎年二科展に出品するほか、県展などにも出品を続けている。

一方、絵画教室「クリムゾン」の代表として約10人の仲間と活動。三条中央公民館の美術実習室で月3回、絵画制作を楽しみながら互いに刺激を受け合っている。

「何でもあり」のにぎやかな作品展に

今回の展示では、米国人女性が描いた絵本の挿絵を思わせる作品や、編んだり縫ったりして制作した独創的な人形なども並ぶ。鈴木さんは「とにかくにぎやかで、何でもあり。ぱっと見て終わりではなく、じっくり見てもらえるようにしたい」と話す。

仲間たちの作品
仲間たちの作品

「楽しかった、面白かったと言ってもらえるのがいちばんうれしい」とも。今後は動物ばかりを集めた個展の開催も思い描いており、「動物園みたいな個展を、いずれはやってみたい」と創作意欲を見せる。

会期は14日(土)まで。時間は午前9時半から午後5時まで。ただし8日(日)は午前11時から午後1時まで。入場無料。

会場は三条市本町6-3-76の地域たすけあいネットワーク蔵ギャラリー。問い合わせは同法人(電話0256-34-2448)へ。

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