10月11日告示、18日投開票の新潟県燕市議選(定数20)に新人、無所属で立候補する中山明美氏(64)=燕市富永、無職=の後援会は27日、燕市吉田旭町地内の店舗跡に設けた後援会事務所で事務所開きを行い、選挙戦に向けて気勢を上げた。

事務所開きは午前10時から行われ、同級生を中心に約30人が参集した。杉山正後援会長があいさつし、吉田北地区まちづくり協議会の深沢龍雄会長、池田弘顧問、中学時代の同級生の小林貞夫氏が激励した。
杉山後援会長は、地域活動を通じて中山氏と一緒に動いた経験から「地域のことを考えている人だと知った」と振り返り、地域の声を市政に届ける役割を期待した。

「地域への恩返しをしたい」
中山氏は決意表明で、燕市で暮らし、子どもを育てながら地域に支えられてきたことに触れ、「人は決して一人では生きていけない。そして人と人とのつながりが地域を支える力になる」と話した。
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そのうえで「今度は私が地域のために恩返しをしたい。燕市で生まれてよかった、燕市で育ってよかった。そして子どもたちが大人になったとき、燕市で暮らしてよかった、そう思えるまちを皆さんと一緒につくっていきたい」と立候補への思いを語った。
重点政策の第一に子育てと教育を挙げ、子育てに悩む家族が孤立しないよう、乳幼児期から成人まで必要なときに必要な支援につながる切れ目のない体制を目指すとした。
障害のある人や高齢者、子どもについても「誰もが安心して暮らせるまちにしたい」とし、道路や施設だけでなく「心のバリアフリーが当たり前の燕市」を掲げた。



地域経済は燕市が世界に誇るものづくりに加え、農業、食、歴史、文化、観光などを別々に考えるのではなく、それぞれをつなげて発信する。交流人口を増やし、仕事を生み、若い世代が「ここで暮らしたい」と思えるまちにつなげたいとした。
ものづくり、農業、食、観光をつなぐ
通学路の安全、空き家、防犯・防災、高齢者の買い物支援といった身近な課題にもふれた。「私は政治の専門家ではない。だからこそ、皆さんの声を聞き、現場に足を運び、一緒に考え、行動する。市民の声を市政につなぐ。その役割を責任を持って果たしていきたい」と述べた。
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最後は必勝だるまに目を入れ、出席者が「頑張ろう」と声を合わせた。
約20年にわたり地域活動
中山氏は1961年10月9日生まれ。燕南小、燕中を経て三条商業高校に進み、家庭の事情で中退。燕市内の建築金物製造販売会社に約20年間勤務した。その後、吉田北体育文化センターで指定管理者の吉田北友会職員として17年5カ月にわたり事務を担当し、ことし5月末に退職した。

吉田北地区まちづくり協議会の事務を担ったほか、燕市のご当地ヒーロー「方言戦隊メテオレンジャー」の立ち上げ、「フードバンクつばめ」の事務局長、子どもや障害のある人にかかわる活動など、約20年にわたって地域活動を続けてきた。現在は燕市社会福祉協議会副会長などを務めている。




